Bio Technical フォーラム

  • 書き込みがかなり増えてしまいサーバーの負荷が大きくなったので、新しいBioTechnicalフォーラムに移行してください。
  • 新しいトピックは新フォーラムでのみ立ち上げ可能です。レスもつけられません。

トピック一覧 | 研究留学ネットに戻る

最新のフォーラム | この次のフォーラム(readのみ) | このフォーラム(readのみ)

このスレッドをはてなブックマークに追加このスレッドをはてなブックマークに追加

GST融合タンパク発現のソニケーションで懸濁液が透明にならない トピック削除
No.4211-TOPIC - 2007/05/13 (日) 12:04:50 - けい
現在、三種類のある転写因子(GST融合後の推定上の大きさ、A;40kD,B60kD;,C;90kD)をGSTに融合させ(pGEX vector)融合タンパク質の作成を試みています。

融合タンパク質をIPTG誘導で発現させ、その後、大腸菌をソニケーションで破壊するステップがあると思うのですが、このときに少々疑問が生じました。

プロトコールを見ると懸濁液が透明になるまでソニケーションしろと書いてあり、実際にGSTのみを発現させた大腸菌とAの融合タンパク質を発現させた大腸菌では懸濁液が透明になります。Bはソニケーション前と比べ多少は透明になります。Cはソニケーションしても透明になりません。

それぞれのタンパク質の発現量はGST = GST-A fusion > GST-B fusion > GST-C fusionの順です。(Cは目的長の融合タンパク質ができませんでした)。この現象は、BL21大腸菌でもRosettaでも見られ、培養時の温度を18度から37度までふっても同じ傾向が見られました。また、ソニケーションの時間を長くしても改善は見られませんでした。

ソニケーション後の透明度と目的タンパク質の発現量になんらかの関連はあるのでしょうか?また、もしあるとしたら、どうしたら透明にすることができるのでしょうか。

どなたか、ご存知の方、同じような経験をされた方がいらしゃいましたら、助言をお願いします。
 
- このトピックにメッセージを投稿する -



6件 ( 1 〜 6 )  前 | 次  1/ 1. /1


(無題) 削除/引用
No.4211-7 - 2007/05/13 (日) 15:13:12 - TS
透明に。。。なりますか?
菌体がたくさんあるのに、完全に透明になることはないと思うんですが。
(透明かどうかは主観にもよりますけど)

SonicationやDetergentで抽出かけた後に遠心しますよね。その上清は透明になりますし、それで十分だと思います。

わたしは、ちなみに透明になった経験はありません。いつも濁ってます。
それでいつもタンパク質が十分取れてます。

(無題) 削除/引用
No.4211-6 - 2007/05/13 (日) 14:33:38 - おお
あまり透明になるというところに気を取られる必要はないと思います。非常に高発現inclusion bodyができている可能性がありますが、可溶性画分にでたたんぱく質が欲しい時は、遠心したじょうせいにたんぱく質が来ているかどうかを見ればよいと思います。

(無題) 削除/引用
No.4211-5 - 2007/05/13 (日) 12:55:05 - けい
>[Re:3] mimiさんは書きました :
> 失礼、もしすでにホールをサンプルバッファー
> で破砕して発現量を確認済みなら、下記の内容は
> 当たらないですね。

ご助言、ありがとうございます。
ホールは一度試したことがありますが、そのときは量が多くて目的のバンドがどれであるか判別できませんでした。もう一度、濃度をふって試してみます。

(無題) 削除/引用
No.4211-3 - 2007/05/13 (日) 12:17:26 - mimi
失礼、もしすでにホールをサンプルバッファー
で破砕して発現量を確認済みなら、下記の内容は
当たらないですね。

(無題) 削除/引用
No.4211-2 - 2007/05/13 (日) 12:13:39 - mimi
おそらく、@菌体量が破砕バッファーに対して極端に多いか、
A不溶性で発現している割合が多いのでしょう。
特に、不溶性で大量発現している時に良く濁って見えますが
気にせずそのまま遠心後に上清を回収すると幾らかは、
水溶性に回収されていることも良くあります。
従って、濁ったままのものから上清を回収しSDS-PAGEで
展開してみることをお勧めします。
もちろんホールとペレットのコントロールも忘れずに。

GST融合タンパク発現のソニケーションで懸濁液が透明にならない 削除/引用
No.4211-1 - 2007/05/13 (日) 12:04:50 - けい
現在、三種類のある転写因子(GST融合後の推定上の大きさ、A;40kD,B60kD;,C;90kD)をGSTに融合させ(pGEX vector)融合タンパク質の作成を試みています。

融合タンパク質をIPTG誘導で発現させ、その後、大腸菌をソニケーションで破壊するステップがあると思うのですが、このときに少々疑問が生じました。

プロトコールを見ると懸濁液が透明になるまでソニケーションしろと書いてあり、実際にGSTのみを発現させた大腸菌とAの融合タンパク質を発現させた大腸菌では懸濁液が透明になります。Bはソニケーション前と比べ多少は透明になります。Cはソニケーションしても透明になりません。

それぞれのタンパク質の発現量はGST = GST-A fusion > GST-B fusion > GST-C fusionの順です。(Cは目的長の融合タンパク質ができませんでした)。この現象は、BL21大腸菌でもRosettaでも見られ、培養時の温度を18度から37度までふっても同じ傾向が見られました。また、ソニケーションの時間を長くしても改善は見られませんでした。

ソニケーション後の透明度と目的タンパク質の発現量になんらかの関連はあるのでしょうか?また、もしあるとしたら、どうしたら透明にすることができるのでしょうか。

どなたか、ご存知の方、同じような経験をされた方がいらしゃいましたら、助言をお願いします。

6件 ( 1 〜 6 )  前 | 次  1/ 1. /1


パスワードを入力してチェックした記事を チェックした記事を

このトピックにメッセージを投稿する
名前 
メール   アドレス非公開
   タイトル 
本文      
設定  クッキーを保存(次回の入力の手間を省けます)
上に上げない(トピックの一覧で一番上に移動させません)
解決(問題が解決した際にチェックしてください)
暗証  半角英数字8-12文字の暗証番号を入れると、あとで削除、修正ができます。
送信 

〔使い方〕
  • 「アドレス非公開」をチェックすれば、自分のメールアドレスを公開しないで他の方からメールを受け取れます。
  • 問題が解決した際には、解決ボタンをチェックして解決した旨のコメントをつけてください。これは、初めにトピックを作った人と管理人のみが可能です。
  • 半角カタカナ、機種依存文字(全角ローマ数字、○の中の数字等)は文字化けの原因となりますので使わないでください。