Bio Technical フォーラム

  • 書き込みがかなり増えてしまいサーバーの負荷が大きくなったので、新しいBioTechnicalフォーラムに移行してください。
  • 新しいトピックは新フォーラムでのみ立ち上げ可能です。レスもつけられません。

トピック一覧 | 研究留学ネットに戻る

最新のフォーラム | この次のフォーラム(readのみ) | このフォーラム(readのみ)

このスレッドをはてなブックマークに追加このスレッドをはてなブックマークに追加

ATP lite assayについて トピック削除
No.4289-TOPIC - 2007/05/27 (日) 13:40:53 -
ある遺伝子を過剰発現させた細胞ではWST-1 assayによりミトコンドリアの呼吸活性が低下していることがわかりました。しかし、この細胞でATP liteによりATP産生を調べたところ、ATPの産生は増加しているといった矛盾しているような結果が得られました。ただ単に自分の実験技術の未熟さが原因なのかもしれませんが、このような結果に対する知識がありましたら、アドバイスをいただけないでしょうか?
 
- このトピックにメッセージを投稿する -



9件 ( 1 〜 9 )  前 | 次  1/ 1. /1


解糖系 削除/引用
No.4289-9 - 2007/06/06 (水) 11:04:59 - どろんここぶた
無 様

興味を持って拝見しています。
例の報告を斜め読みですが、目を通してみました。
解糖系のみの阻害なのでしょうか?
解糖系を止める目的で、2DGをグルコースの換わりに用いておられるようです。解糖系のみを止めると言うより、解糖系を含めた以下のエネルギー生成経路を止めるという解釈ではないでしょうか?
解糖系以下、TCA cycleや水素伝達系も止まってしまうのでは?
いかがでしょう。

(無題) 削除/引用
No.4289-8 - 2007/06/05 (火) 09:28:02 - lala
それはもしかしたら細胞がマイコプラズマに感染しているからではないでしょうか。Cambrix という会社からMycoAlert というキットが出ています。細胞がマイコプラズマに感染するとATP は著しく上昇し、その上昇率でもって、マイコプラズマの感染の有無を調べるキットで、ルシフェリン反応を利用しています。

(無題) 削除/引用
No.4289-7 - 2007/05/28 (月) 20:16:47 -
僕もその記述は見ました。ですが、WST-1 assayの呼吸活性低下という結果がATP上昇と結びつかなくて困っているんです。呼吸活性が低下しても解糖系というATP産生の少ない経路の上昇だけでATPが上昇するのか不思議なんです。

(無題) 削除/引用
No.4289-6 - 2007/05/28 (月) 19:58:49 - T
http://www.nips.ac.jp/news/2005/20051102/
こんな報告があるようです。

(無題) 削除/引用
No.4289-5 - 2007/05/28 (月) 19:31:57 -
ATP lite assayの説明ではアポトーシスやネクローシスが起こるとATPは減少すると記載されていました。

(無題) 削除/引用
No.4289-4 - 2007/05/28 (月) 16:41:01 - magmag
アポトーシスに伴い解糖系が亢進し、ATP濃度が上昇すると言われています。
舞さんの推測通りにアポトーシスが起きているのではないでしょうか。
アポトーシスを否定する材料について何かありますでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.4289-3 - 2007/05/28 (月) 15:13:04 -
この遺伝子は免疫染色の結果ミトコンドリアの形態を変化させるといった結果が出ています(網目状から斑点状へ)。この変化がミトコンドリアの機能にどのような影響を与えているのかを調べる実験を行っているところなんです。WST-1の結果からアポトーシスの関与も考えていたんですけど。今回の結果で困っています。

(無題) 削除/引用
No.4289-2 - 2007/05/28 (月) 10:48:17 - magmag
とても興味深い現象ですね。
エネルギー産生系が亢進しているため、substrate → NADH → NAD(+) + ATP
の方向にシフトしていると解釈できないでしょうか。
上記の仮説は生化学的手法を用いれば証明できそうですが、ひと仕事です。
ちなみに対象遺伝子はエネルギー代謝系と関係ないと想定されていたのですよね。

ATP lite assayについて 削除/引用
No.4289-1 - 2007/05/27 (日) 13:40:53 -
ある遺伝子を過剰発現させた細胞ではWST-1 assayによりミトコンドリアの呼吸活性が低下していることがわかりました。しかし、この細胞でATP liteによりATP産生を調べたところ、ATPの産生は増加しているといった矛盾しているような結果が得られました。ただ単に自分の実験技術の未熟さが原因なのかもしれませんが、このような結果に対する知識がありましたら、アドバイスをいただけないでしょうか?

9件 ( 1 〜 9 )  前 | 次  1/ 1. /1


パスワードを入力してチェックした記事を チェックした記事を

このトピックにメッセージを投稿する
名前 
メール   アドレス非公開
   タイトル 
本文      
設定  クッキーを保存(次回の入力の手間を省けます)
上に上げない(トピックの一覧で一番上に移動させません)
解決(問題が解決した際にチェックしてください)
暗証  半角英数字8-12文字の暗証番号を入れると、あとで削除、修正ができます。
送信 

〔使い方〕
  • 「アドレス非公開」をチェックすれば、自分のメールアドレスを公開しないで他の方からメールを受け取れます。
  • 問題が解決した際には、解決ボタンをチェックして解決した旨のコメントをつけてください。これは、初めにトピックを作った人と管理人のみが可能です。
  • 半角カタカナ、機種依存文字(全角ローマ数字、○の中の数字等)は文字化けの原因となりますので使わないでください。