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細胞内導入プラスミドの局在 トピック削除
No.1025-TOPIC - 2008/04/23 (水) 19:41:34 - Yuki
哺乳類細胞に一過性導入したプラスミドは細胞内のどこに局在するのでしょうか。そのプラスミドからの転写はどこで行なわれるのでしょうか。繰り返し配列のあるプラスミドの組み換えや、直線化されたプラスミドの環状化が細胞内で起きるときについてはどうでしょう。
基本的なことがわからなくなってしまいました。自分でも調べてみたのですがはっきりしません。どうぞよろしくお願いします。
 
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ありがとうございました 削除/引用
No.1025-11 - 2008/04/25 (金) 13:55:22 - Yuki
名無しさん、in situさん、情報ありがとうございました。
これは質問というより考察になりますが、よくGFPプラスミドなどを導入後、蛍光シグナルを調べて「この細胞の導入効率は30%」などと言いますが、厳密にはこれは細胞内への導入効率というより核内までプラスミドが到達した細胞の割合を表しているわけですね。実用的にはそれで問題ないと思いますが。
大変勉強になりました。ありがとうございました。

なんと 削除/引用
No.1025-10 - 2008/04/25 (金) 11:02:49 - in situ
スレ主ではありませんが、名無しさんの書き込み非常に参考になりました。

リポフェクション系試薬でtransfectionするときに、対数増殖期が薦められているのはそのためなんですね。

ちなみに、自分のtransfectionはLocheのFuGENE HD(リポフェクション系)で行っており、先のレスでリンクを張らせていただいたサイトの画像はキトサンにより導入しているようです。

キトサンはリポフェクションより導入効率が良いと書かれていますので、核移行性の違いによるものなのかもしれません。

ですので、
>導入後20hでもその点に変わりはないということですね。
という部分に関しては、『transfectionの方法による』という答えになるでしょうか。

自分もいろいろ勉強になりました。

(無題) 削除/引用
No.1025-9 - 2008/04/25 (金) 10:51:04 - 名無し
調べてみました。非ウイルス性ベクターを使ったトランスフェクションの場合、核移行しにくいというのが難点で、トランスフェクション効率をあげるべく核内輸送系を上手く利用した改良を試みられているそうです。だから実際には細胞に入れた遺伝子のほんの一部が、細胞分裂で核膜が一時的に消失する際などにうまいこと核に入って、それが発現しているのを私たちは見ているのでしょう。よく説明書に細胞密度があまり高くない増殖期の細胞でトランスフェクションするように書いてあるのはそのためではないでしょうか。

ありがとうございました 削除/引用
No.1025-8 - 2008/04/24 (木) 23:36:41 - Yuki
mugimakiさん、
参考書のご紹介ありがとうございました。海外在住のためこの本へのアクセスが難しいのですが、帰国した際にでも読んでみます。

in situさん、
これは貴重な画像をありがとうございました。導入後1hでは特に細胞質優位に見えますし、導入後20hでもその点に変わりはないということですね。大変参考になります。ありがとうございました。

偶発的事故により 削除/引用
No.1025-7 - 2008/04/24 (木) 14:49:00 - in situ
最近、プラスミドから発現させたRNAの局在をFISHで検出しようとしたところ、プラスミド本体を検出してしまいました。

http://www.dojindo.co.jp/letterj/099/reviews_01_sub-03.html

に載っているのと同じような図になりましたが、自分の方は、transfection後20時間目くらいで、細胞質優位な印象でした。

遺伝子導入後のプラスミド 削除/引用
No.1025-6 - 2008/04/24 (木) 13:50:43 - mugimaki
私も以前から疑問になって調べていましたが、文献等なかなか見つからず
またカタログにも多少書いてあるものもあるのですが、イマイチまとまって
書いたものがなく、探していました。
羊土社から出ている「遺伝子導入Q&A」のQ6にこの答えとなる解説が載っています。

参考になれば

(無題) 削除/引用
No.1025-5 - 2008/04/24 (木) 11:53:40 - Yuki
名無しさん、ありがとうございました。手元のカタログを調べてみます。

(無題) 削除/引用
No.1025-4 - 2008/04/23 (水) 21:24:03 - 名無し
どのくらい核まで行くのかは分かりません。自然に拡散するようにして核を含めて細胞内に均一に分布するのか、なにかの蛋白質にくっついて積極的に運びこまれるのか(あるいは核にまで広がって分布したものが運びだされるのか)。ただ前に宣伝にもらったトランスフェクション試薬のパンフかなにかに、この試薬でやると、高い割合で核までちゃんと届きますよ、みたいなことが図入りで書いてあったような記憶があります。もしそう新製品のパンフレットとかカタログの試薬の説明とかいうのがあればちょっとみてみるといいかも。

(無題) 削除/引用
No.1025-3 - 2008/04/23 (水) 21:09:23 - Yuki
名無しさん、ありがとうございました。
導入されたプラスミドの一部だけが偶発的に核に移行すると考えればよいのでしょうか。

(無題) 削除/引用
No.1025-2 - 2008/04/23 (水) 20:11:16 - 名無し
細胞にいれた全プラスミドの何パーセントかわからないけど、少なくともその蛋白質発現してる細胞ならはかならず一部は核にいってるでしょ。RNAポリメラーゼとかそういう転写のための道具はやっぱ核にそろってるとおもうし。で運が良ければ核にいったやつのさらにそのうちのまたほんのわずかはゲノムDNAにインテグレートするのではないでしょうか。(そういうのを薬で選抜してステーブルセル作るのでしょう、たぶん。)もちろんそうならなかったものは細胞分裂していく間に次第に失われてしまうけど。あとステーブルになっても入れた遺伝子が失われてしまうことはまれにあるらしい。

細胞内導入プラスミドの局在 削除/引用
No.1025-1 - 2008/04/23 (水) 19:41:34 - Yuki
哺乳類細胞に一過性導入したプラスミドは細胞内のどこに局在するのでしょうか。そのプラスミドからの転写はどこで行なわれるのでしょうか。繰り返し配列のあるプラスミドの組み換えや、直線化されたプラスミドの環状化が細胞内で起きるときについてはどうでしょう。
基本的なことがわからなくなってしまいました。自分でも調べてみたのですがはっきりしません。どうぞよろしくお願いします。

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