>種々のトラブル解決テクニックを読んでも
そういうのに書いてある以上の情報ではありませんが、種々の粒子状のゴミを徹底的に取り除くことにつきると思います。
aggregateして不溶化した抗体、プローブ、発色基質などは組織上に沈着して、粒子状のノイズの原因になります。
清潔な器具、試薬、水をつかい、ノイズの核になるゴミ、ホコリあるいは微生物などを混入させない。
抗体やプローブはよく遠心して上清からとる。
抗体に関しては前々から言われていましたが、(プローブをエタノール沈殿させている場合など特に)プローブでもaggregateを生じるのでそうしたほうがよいということが、最近のRocheからの情報にあります。
発色液はシリンジフィルターなどを通したものを使う(MgCl2はノイズの核になる不溶性粒子になりやすいので加えない)。可能ならば他の液体試薬類類もフィルターをかける。希釈した抗体液やプローブ入りのハイブリバッファーなどもできたらフィルターかけたいところです。 |
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