専門家ではないので間違っていたら申し訳ないのですが、タンパク質はご存じの通り細胞質内で作成され、その後分泌タンパク質はゴルジへ、核タンパク質は核へ、膜タンパク質は膜へ、移行します。これはそれぞれの系への移行シグナルペプチドが付加されているからであって、膜タンパクには膜移行シグナルペプチドが、分泌タンパクには分泌シグナルペプチド(一般的にsignal peptideと呼ばれるものはこれです。)が付加されています。IgMやIgDが膜型から分泌型へ変わるのはこのシグナルペプチドが変化するのであって膜表面に結合しているイムノグロブリンがはずれて流れ出すわけではないのではないかと思います。なのでIgGも分泌型IgMやIgDと同じく細胞質内で産生され、ゴルジを経て分泌されるのではないでしょうか。
というふうに理解しているのですが、もし違っていたらどなたかご指導ください。 |
|