論文に載っている方法というのは、すでに実績のある方法ということで、
たしかにそれを参考にして実験を行うことが一般的です。
しかし論文は山のようにあるわけで、ウエスタンブロットをしてる論文の数も非常に多いです。
その際、自分の実験に最適な条件を見つけるためには、
実験の目的、使用組織、検出したい抗原の種類などができるだけマッチしている論文を参考にした方がよいことはおわかりいただけるでしょう。
今回、見ておられる文献では、
動物は空腹状態である必要があり、血液の成分が混じっては困るような実験目的(読んでないので何かはわかりませんが)で、ミクロソーム画分に多く含まれている、もしくはミクロソーム画分での発現量に差が期待されるような抗原を検出したかったのではないでしょうか。
あなたの実験がそれに合致しているのであればよいのですが、違うのであればまた別の論文を探すべきであると思います。
また実験自体以外では、データのきれいさ、論文の新しさ、ジャーナルのランクなども確認した方がよろしいかと思います。 |
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