> 凍結切片作製後からPFA固定でしか検出できないものがあり
未固定凍結で染まって、既固定凍結切片で染まらないというのは
は不可解ですね。申し訳ないですが、私は経験したことがないです。
通常、未固定凍結組織を薄切後に固定する場合、固定までに少なからず抗原の劣化が生じているはずです。
したがって未固定凍結に比べて、既固定凍結切片の方がよく染まるというのが一般的です。
考えられるのは、薄切後固定で染めた抗原がデリケートで過固定になると染まらないという可能性でしょうか。
二重染色の問題は解決しませんが、薄切後固定無し、30分PFA固定、1時間PFA固定など固定条件を振って免疫染色し、シグナルの強さを比較してやれば、その抗原が過固定に弱いかを確認できると思います。 |
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