わたしは、TRIZOLを使う時は示された量より多めに使うように心がけています。クロロフォルムを加えて遠心後ですが、その時点でわたしは中間層はなるべく残そうとしますが、たしょう中間層を拾ってもぎりぎりまで回収します。次に回収したボリュームに対して1/5ぐらいのTRIZOLを加えクロロフォルムを加えて遠心します。エッペン(1。5ml)でやっているなら先が細くなっているでしょうから、中間層から1/3の距離残してもボリュームで考えるとロスが少ないです。
最初のクロロフォルムを加えて遠心した際、可也汚いと考えた場合は、上清をなるべく完全に取ってクロロフォルムを何回かするか、少量のトライゾール添加、上清回収を何度か繰り返すようにしてます。結局最後の水層の回収だけ慎重にやって、あとはロスがないようになるべく完全に取っています。
場合によっては、クロロフォルムを加えて遠心後、慎重に取ってから、残ったTIROLの方に0。3M酢酸ナトリウムを加えボルテックス後遠心し、水層を回収し先に取った水層と混ぜてからRNA回収というのもしたことがあります。
丁寧にやるときれいなRNAがそれほどロスなく取れますが、サンプル数が増えるとしんどくなってきます。そうなるとカラムのキットの方が仕事という意味では効率的かと思えます。 |
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