他の方も書かれていますが、膜タンパク質を染色されるのであれば、なるべく膜の透過性処理は必要ないと考えています。
特に、Triton-X処理みたいな強力な処理は、お進めしません。
書かれていることでよくわからないことがあるのですが、膜の透過性処理をするということが前提ですので、細胞室内の部分をターゲットにされているということでしょうか?可能であれば、膜の外を認識する抗体に変更して、膜の透過性処理をしない方法にかえてみることが近道です。こうすることで、メンセンに対するクレームは、少なくなります。
しかしながら、どうしても細胞質の部分をターゲットにしなければならない特別な理由があったりする場合は、Triton-X処理ではなく、もっとマイルドな処理法を選ばれることがいいこともあります。
もちろん、タンパクによってはTriton-X処理で問題がない場合がありますので、Triton-X処理でどうしても膜の透過性処理をされるのであれば、他の方が言われるように、コントロールを取って、処理に問題がないかどうかを確認されることは必要になるかもしれません。 |
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