他の方がおっしゃてるように短時間での保存なら1本鎖に対する活性が主なため
無視してもよいですが、
たとえばPyrobestのような3'->5'exonuclease活性が比較的強いものなどは、
サーマルサイクラーにかけたまま最後のステップで4度のまま帰宅し
翌日に続きをやって回収したりしたときと、
PCR終了後の直後に当日のうちにゲル回収などしたときで
劇的にcloningの効率が変わったことが数度あります。
他の同僚からも同様の経験談を聞いたことがあり、それ以降自分でも注意し
学生などにも禁止してるぐらいです。
そのため例え低温でも長時間放置するとPCR産物に
何かしら良くない影響はあたえているようです。
PolI型の酵素だと全くそのような経験はないのでalpha型の酵素でのみ起きるようです。 |
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