Bio Technical フォーラム

  • 書き込みがかなり増えてしまいサーバーの負荷が大きくなったので、新しいBioTechnicalフォーラムに移行してください。
  • 新しいトピックは新フォーラムでのみ立ち上げ可能です。レスは2009年2月15日までつけられますが、その後は、つけられません。

トピック一覧 | 研究留学ネットに戻る

最新のフォーラム | このフォーラム(readのみ) | ひとつ前のフォーラム(readのみ)

このスレッドをはてなブックマークに追加このスレッドをはてなブックマークに追加

PCRでのdNTPとMgSo4の条件検討 トピック削除
No.1195-TOPIC - 2008/05/26 (月) 01:27:27 - PCR初心者
先日某社のPCR酵素を買いましたが、PCRバンドがnon-spesificすら出てきません。
目的とするサイズが3.5kbであるため、dNTPの量とMgSO4の量を検討する必要があると考え、何度か行ないましたが、
そうすると、目的バンドがまったく検出されない上に、アガロースゲルのwellの部分からスメアが出てしまいます。
皆さんは、どのような基準でこれらの条件を決めていますでしょうか?
ちなみに、その酵素のbufferには 0.3mM dNTP 1mM MgSO4が添加されていると書いてあります。
あと、本題からそれるかもしれませんが、商品のプロトコールに書いてあるような温度設定は無視してもいいのでしょうか?
primerのTmでは問題のないと思われる温度に設定してるのですが、バンドが全く見えないので、アニーリング温度を下げても検討したいのですが、酵素のプロトコールでは54〜68℃となっているので、不安です。
こちらも合わせてお答えいただけると助かります。
 
- このトピックにメッセージを投稿する -



3件 ( 1 〜 3 )  前 | 次  1/ 1. /1


(無題) 削除/引用
No.1195-3 - 2008/05/26 (月) 05:56:36 - おお
あ、そうそう、このフォーラムでPCRについては山ほど議論されています。テンプレートや目的によって、みなさんいろいろな工夫やアイデアでPCRの目的を達成されているのが分かると思いますので、一度トピを探して見られるといいかと思います。

(無題) 削除/引用
No.1195-2 - 2008/05/26 (月) 03:54:44 - おお
私はほとんど条件検討をしない人間です。MgSO4入りバッファーを使い、MgSO4の濃度を変えるということはまずしません。ただ、Mg++を上げるとプライマーがアニーリングしやすくなり、増える可能性がでてきて(実際ノンスペも増えてスメアーになりがち)、ノンスペがある時は下げるとなくなる可能性がある(目的のバンドもよくなくなる事がある)。

dNTPはそのバッファーに添加されていますか?もう一度確認してはどうでしょう。私はバッファーにdNTPがすでに添加されている商品を見たことがありませんので(新商品は確実に見落としてますけど)。指摘濃度は0.2-0.5mMでしょうか。dNTPはMg++の効果を干渉する効果が幾らかあるようですが、普通いじる事はないと思います。
まずバンドが全くでない時はアニーリング温度を出るまで下げると言うのはします(最低の温度は50度としてます)。プライマーのTmは参考にはなりますが当てになりません。ただしちょっと困ったことはアニーリング温度が低くて全くバンドが出ないこともまれにあります。
ノンスペが期待している場所より高い位置に出る時、伸長反応時間を短くすることで、長いノンスペの合成を抑えれる可能性があります。逆に低い位置にある時は長めに取ります。アニーリングの時間が長めのほうが、PCRの効率がいいです(ー30s)。PCRをかける時DMSO10%添加と0.5Mベタイン添加のチューブを同時に用意すると、かからないから加えようということはなくなるので手間が省けると思います。
あとはホットスタートが有効なことがありますので、私はいつもホットスタートでPCRする事にしてます。
私が一番よくやる方法は条件の検討より酵素(メーカー)を変えるか、プライマーデザインを変えて注文し直すです。そちらのほうが劇的な改善がある場合が多いですし、条件検討は組み合わせを考えると無限にあるわけで、きりがなくでかかる可能性も分からないことを考えると深入りしたくないと思うからです。
テンプレートはゲノムですか?ゲノムの場合、個体の配列のバリエーション(SNPsなどの配列の違い)でかからない可能せいはありませんか?これは調べれる時と調べれない時があると思いますのでそういう意味でもプライマーのデザインのし直しと言うのは有効なことがあります。

PCRでのdNTPとMgSo4の条件検討 削除/引用
No.1195-1 - 2008/05/26 (月) 01:27:27 - PCR初心者
先日某社のPCR酵素を買いましたが、PCRバンドがnon-spesificすら出てきません。
目的とするサイズが3.5kbであるため、dNTPの量とMgSO4の量を検討する必要があると考え、何度か行ないましたが、
そうすると、目的バンドがまったく検出されない上に、アガロースゲルのwellの部分からスメアが出てしまいます。
皆さんは、どのような基準でこれらの条件を決めていますでしょうか?
ちなみに、その酵素のbufferには 0.3mM dNTP 1mM MgSO4が添加されていると書いてあります。
あと、本題からそれるかもしれませんが、商品のプロトコールに書いてあるような温度設定は無視してもいいのでしょうか?
primerのTmでは問題のないと思われる温度に設定してるのですが、バンドが全く見えないので、アニーリング温度を下げても検討したいのですが、酵素のプロトコールでは54〜68℃となっているので、不安です。
こちらも合わせてお答えいただけると助かります。

3件 ( 1 〜 3 )  前 | 次  1/ 1. /1


パスワードを入力してチェックした記事を チェックした記事を