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ホスファターゼ処理後のライゲーションについて トピック削除
No.1213-TOPIC - 2008/05/29 (木) 00:35:06 - アヤカ
組み換えプラスミドをつくる際に、2種の制限酵素でベクターを切断し
セルフライゲーションを回避するためにホスファターゼ処理すると良いと
聞きました。ホスファターゼ処理すると5´末端も3´末端もOHになりますが、ここに同じ制限酵素で切ったインサートとDNAリガーゼ液を入れるだけで
ライゲーションは起こるのですか?ベクターの末端がすべてOHでもリガーゼは働くことができるのですか?5´末端がリン酸でないとリガーゼが働くことができないというわけではないですか?
かなり初歩的な質問ですが、ご解答お願いいたします…
 
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(無題) 削除/引用
No.1213-2 - 2008/05/29 (木) 01:25:38 - AP
インサートに5'-Piがあるので、ベクターの3'-OHとligationされます。
ベクターの5'末端のPiは脱リン酸されて5'-OHになるので、インサートの3'-OHとはligationされずnickとしてのこり、open circular状態になります。しかし、nickは大腸菌内で修復されるので問題ありません。

脱リン酸せずligationしてclosed circularになったとしても、それだけで生理的な状態のプラスミド(ccc, super coiled)になるわけではなく、大腸菌内のtopoisomeraseなどの助けがあって完成するわけで、どのみちligation puroductはプラスミドとしては完全なものではありませんね。

ホスファターゼ処理後のライゲーションについて 削除/引用
No.1213-1 - 2008/05/29 (木) 00:35:06 - アヤカ
組み換えプラスミドをつくる際に、2種の制限酵素でベクターを切断し
セルフライゲーションを回避するためにホスファターゼ処理すると良いと
聞きました。ホスファターゼ処理すると5´末端も3´末端もOHになりますが、ここに同じ制限酵素で切ったインサートとDNAリガーゼ液を入れるだけで
ライゲーションは起こるのですか?ベクターの末端がすべてOHでもリガーゼは働くことができるのですか?5´末端がリン酸でないとリガーゼが働くことができないというわけではないですか?
かなり初歩的な質問ですが、ご解答お願いいたします…

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