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抗体を剥がすbufferの組成 トピック削除
No.1279-TOPIC - 2008/06/06 (金) 23:05:33 - 小早川
いつもお世話になっております。

最近になってウエスタンブロッティングを始めました。
目的の抗体でIBしたあとに、一度抗体をはがして再度、actinの抗体で補正をしております。
ここで、質問なのですが、このストリッピングbufferの組成についてご存知の方がおられれば、ご教授くださいませんでしょうか。宜しくお願い致します。

というのもこれまでpierceのstrippiing bufferを私用していたのですが、経済的な理由から購入を控えたいという流れになっています。

私が見ようとしているbandはactinよりはるかにbandの強さで言ったら比較にならないくらい薄いのでactinでIBの際は特に剥がさなくてもいいのかなあとも思うのですが…

組成は知っておきたいので宜しくお願いします。
 
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No.1279-8 - 2008/06/11 (水) 10:28:46 - 名無し
膜を水で15分くらい洗ってから、6M Gdn-HCl, 50mM Tris-HCl, 5% bME (pH6.7)の溶液中で室温で30分〜45分くらい震盪する(bMEなしの溶液まとめて作っておいて、使うときにbME入れる方がさらにいいかもしれない、やってないけど。)。そのあと多めの水で20分X4〜5回くらい洗う。(回数3回くらいのして時間延ばしてもOK,この辺は適当。大事なのは十分に洗う事。不十分だとバックが変な風に汚くなった事があるので。)あとは普通のWestern blotting. これでリプローブ2回くらいはたいていいける(1回目と大差ないということ)。3回以上はやったことないので知らないけど、5回いけたと言ってる人いた。たまにだけど抗体によってはリプローブするとバックがすごい上がるものあるけどだいたいは問題ない。低分子量蛋白質(10~15KDaくらい)はリプローブしてからの膜だとシグナルが薄くボヤっとなることがあった。この辺はケースバイケース。

経験では膜は乾かさない方いい気がする。すぐにリプローブしないときは1回目のWBのあと水で洗ってから水に入れて4Cで保存。(少なくとも3、4日はOKだった。)

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No.1279-7 - 2008/06/09 (月) 11:41:42 - おお

>
> おおさまのおっしゃられた0.2N NaOHでincubateする際には加温するのでしょうか?またpH2以下のグリシンの場合にも同じように加温するのでしょうか?この時のグリシン濃度を教えていただけるとうれしいです。
> また0.2N NaOHの濃度も教えてくださいませんでしょうか。よろしくお願いいたします。

両方とも加温はしていません。グリシンはプロトコールは見ておらず手前味噌で100mMでやってます。量が多い方がpH的にはあんていにたもてるという感じで多めにというのが100mMが意味するところです。250mMと上げればそっちのほうがいいのではと言われると、そうかもしれませんが裏を取ったわけでもないので、結論をもっていません。
0.2N NaOHのNは規定度のNなので、0.2Mと言う事です。

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No.1279-6 - 2008/06/08 (日) 18:23:11 - 小早川
みなさま

情報ありがとうございます。参考にさせていただきます。
情報が少なくてすみません。


私はニトロセルロース膜ではなく、PVDF膜からはがそうと思っております。

おおさまのおっしゃられた0.2N NaOHでincubateする際には加温するのでしょうか?またpH2以下のグリシンの場合にも同じように加温するのでしょうか?この時のグリシン濃度を教えていただけるとうれしいです。
また0.2N NaOHの濃度も教えてくださいませんでしょうか。よろしくお願いいたします。

(無題) 削除/引用
No.1279-5 - 2008/06/07 (土) 18:37:03 - window
私のところではami様と同じ
メルカプトエタノールとSDSのバッファーでやっています。
60度ぐらいで一時間処理後、ブロッキングからやり直してます。
このバッファーを50mlのファルコンに作って、
使用したら凍らせて数回再利用できます。

(無題) 削除/引用
No.1279-4 - 2008/06/07 (土) 15:18:38 - おお
いろいろな方法があるようです。

1)SDSと還元剤(DTTとか2-ME)を用いて、過熱する方法。これはやってた事がありますが、私の系はシグナルは確実に弱くなっていきます。

2)0.2N NaOHで10分ぐらい。この方法は強いシグナルはいくらか残ることがありましたが、比較的良好のように思えます。1度処理しているのを忘れてO/N処理になったしまったことがありましたが、ニトロセルロースはボロボロになりました。時間はちゃんと守った方がよさそうです。

3)pH2以下のグリシン-HClこれは以外とシグナルが残ります。

で最近は2)と3)の組み合わせでやっています。もし、1次抗体の種(動物)が違うなら、HRPならアザイド、APなら多分燐酸イオンで活性を潰すだけで、はがさなくても何とかなると思います。

(無題) 削除/引用
No.1279-3 - 2008/06/07 (土) 14:58:26 - 名無し
分子量が明らかに違っていて、はがす必要性がないなら無理に剥がさない方がいいと思う。面倒だし、中途半端にはずれてややこしくなるといやだし。気のせいかもしれないけどリプローブ繰り返すと、シグナルが弱くなってくるきがするし。論文によっては混ぜていっぺんにIBしてるのもたまに見かける。最初だけは別々にやって確認してるとおもうけど。

(無題) 削除/引用
No.1279-2 - 2008/06/06 (金) 23:39:19 - ami
Easy Stripping Method:
1. Put the blot in the following solution:
100 mM 2-mercaptoethanol
2% SDS
62.5 mM Tris-Cl pH 6.7
2. incubate 50 degrees for 30 min. in a sealed plastic container in the shaking water bath. (this can be repeated if necessary)
3. Rinse with TBST. Can be stored at 4 degrees.
4. Reblock with TBSTM as in step 2 of Western probing method (above) before reprobing with antibody.

よくわかりませんけど、GoogleでWestern blot strippingで検索すればいくつでも出てきますし、このフォーラムで検索しても出てくると思うのですが、それではいけないのでしょうか。

抗体を剥がすbufferの組成 削除/引用
No.1279-1 - 2008/06/06 (金) 23:05:33 - 小早川
いつもお世話になっております。

最近になってウエスタンブロッティングを始めました。
目的の抗体でIBしたあとに、一度抗体をはがして再度、actinの抗体で補正をしております。
ここで、質問なのですが、このストリッピングbufferの組成についてご存知の方がおられれば、ご教授くださいませんでしょうか。宜しくお願い致します。

というのもこれまでpierceのstrippiing bufferを私用していたのですが、経済的な理由から購入を控えたいという流れになっています。

私が見ようとしているbandはactinよりはるかにbandの強さで言ったら比較にならないくらい薄いのでactinでIBの際は特に剥がさなくてもいいのかなあとも思うのですが…

組成は知っておきたいので宜しくお願いします。

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