たいへん難しい問題ですが、まずは古典的にpulse-chaseでkineticsを調べるのが基本ですかね。見ておられるのはおそらく微量の分泌なので、免疫染色やGFPタグでは難しいと思います。アスパラギン結合型糖鎖がつくなら、内腔側にtranslocateされてる証拠になりますし、分泌される可能性も高くなります。ただ明らかなsignal seqを持たないのなら、そういうのではない可能性が高いです。昔からnonconventional pathで分泌されるものとして有名なのがIL1やFGF2などで、死細胞から出るという話も大昔はありましたが、ようやく最近になって、caspase1が積極的にそれらの分泌に関与することを示した良い論文が出ています。Cell 132, 818–831, March 7, 2008です。これの実験方法と、彼らがやったcaspase1依存的に分泌される蛋白の表があるので、参考になるかもしれません。 |
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