私はwindowさんの意見に全面的に賛成です。
>傷害性の本態がおそらく補体だろうという根拠は、以前試しに非働化(56℃
>30分)してみたら傷害性がなくなったためです。
私はこれは根拠として弱いと思います。
血清にはgrowth factorやサイトカインなども含まれており、
もともとの環境にそういうものが追加されることで
細胞のviabilityに問題が出る可能性は十分ありえると思います。
すでに提案されていますが、私なら
(1) 患者血清のfractionをとり、目的因子が含まれるfractionに
障害性がないことを祈る
(2) 目的因子の精製をする
(3) 非働化していないヒト血清で死なない細胞を探す
(通常からヒト血清で培養することになっているヒト由来細胞とかが
あればいいかも。でもお金がかかりそうです)
マウス細胞にヒト血清を振りかけてするアッセイ、というのが
そもそもデザイン的に難しいのかもしれませんが、
同じような系をデザインしているアッセイがあれば参考に
なるかもしれないですね。 |
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