pHSG298のマルチクローニングサイトにのせていた構造遺伝子をEcoRI,BamHIで制限酵素処理して切り出し、pMAL-c2の同制限酵素サイトにライゲーションしました。
pHSGはカナマイシン耐性、pMAL-c2はアンピシリン耐性なので、ゲルからの切り出しはせず、pMAL-c2側にBap処理を施してからライゲーションを行い、アンピシリン入りLBプレートにまきました。
コントロールとして切り出し断片と混ぜていないpMAL-c2も同様のライゲーション処理を行い、同培地にまきした。
結果、コントロールの方にはそこそこコロニーが生えたのに対し、サンプル側はその10分の1程度だったため、当たりがほとんどないのではないかと考えコロニーをつつくのを保留しました。
おそらく切断断片がpHSGに戻る反応がpMAL-c2へのライゲーションを妨げたり、ワンカット、ノーカットのpMAL-c2が残っているのでしょうが、やはり両プラスミドに対してゲルからの切り出し処理を行った方が良いのでしょうか?
同じようなセレクションの方法をとった経験のある方がおられれば教えていただきたいです。
長くなって申し訳ありません。 |
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