低張な溶液でホモゲナイズして、弱い遠心で核をとるのが一般的かとおもいます。ただ、組織の場合は核以外に組織のデブリスが交じるかもしれませんので、シュークロースで比重によって核を取ることがあります。この辺は生化学実験講座とか基礎生化学実験講座(名前をはっきり覚えていませんが二種類または続編とかになってたかもしれません)のシリーズになったやつの中に記載があったと思います。NFkBにとっ化したものではなく、一般的なものです。核を取ったあとは硫安を使う方法(これはpol IIの活性などを維持できる)と高塩濃度で核タンパクを抽出する方法があります。
ただし、一度冷凍してしまっているので、細胞の構造が壊れてしまっていると思います。核タンパク抽出の方法をつかっても、核からのタンパクのリークは避けられないと思います。この事は、NFkBの検出がうまく行かないことを必ずしも示している訳ではありませんが、考慮に入れて実験するべきかと思います。 |
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