あるタンパクに結合する物質をさがしています。
目的蛋白にヒスタグをつけたものを大腸菌から調整して、それをほ乳類の細胞の培養液に添加しました。PBSで洗ってから、1%のtritonX100を含むリン酸バッファーで細胞を掻き取り、凍結融解をかけてから超音波で処理し、ライセートを作りました。ライセートを3000gで15分遠心してから、上清と沈殿物をつかってウェスタンブロットをすると、目的蛋白は沈殿の方から検出されました。
目的蛋白が結合する相手が沈殿するのではないか、と考えています。
このような遠心では、膜画分は沈殿しないでしょうから、お相手は膜の成分ではないという考え方は正しいでしょうか?それとも、生細胞では膜を構成しているが、実験条件下では沈殿物に入ってくる物質がありえるのでしょうか? |
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