>[Re:1] sss2さんは書きました :
> 初めまして。
> 細胞膜に存在する12回膜貫通型タンパクを抽出し、ウエスタンにて発現量を見たいと思っています。
>
> 今行っているサンプル調製は以下の通りです。
> 1. 組織にホモジナイズバッファー(50 mM Tris, 15 mM NaCl)を加え、ポリトロンでホモジナイズ。
> 2. 3000g, 5分の遠心をかけて、上清をとる。
> 3. 可溶化バッファー(150 mM NaCl, 10 mM EDTA, 0.1% SDS, 1% NP-40, 0.5% sodium deoxycholate, and 50 mM Tris, pH 7.5)を加えて撹拌。
> 4. 10,000g, 15分で遠心をした後の上清をとる。
> 5. sample bufferを加えて、室温で30分間ローテーションする。
> 6. 1レーンに30ugのサンプルをアプライして電気泳動。
>
骨格筋での発現は確信があるのでしょうか?
これは腎臓のプロトコールでしょうか?
50 mM Tris, 15 mM NaClこれは可也低張のように思えますが150mMのような気もしますがどうなんでしょうか。
膜タンパクということですので最初のこの処理で膜がバラバラになってしまっているかもしれません。
特に骨格筋は細胞は融合し、細胞間の結合もタイトだと思いますので、、、
ですから最初のこのステップを踏まずに、いきなり可溶化バッファーをくわえ、ポリトロンで破砕、溶解をして
ライセートを得ても良いかと思います。
あと骨格筋はやたらタンパクの多い組織です特にミオシンとか筋肉の働きに関するものが可也の量を占めると思います。ですから、同じ30ugと取ってきても膜タンパクの含有率とか低いかもしれません。可溶化の条件をもう少しマイルドにしても良いかとも思います。デタージェントをTRITONだけにするとか、グリセロールを加えるとかです。
経験と言うよりは、ちょっ感的なものです。経験のある人の意見も聞きたいところですね。どなたかフォローしていただければいいのですが。
あとはプロテアーゼインヒビターは加えてますよね(一応念のための質問です)? |
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