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(無題) 削除/引用 No.2515-6 - 2008/12/17 (水) 18:23:25 - chibita > yuri様、AP様 本当にいろいろと勉強になり、ありがとうございました。 この赤褐色のバンドのみは、異様にCysの含有量が少ないか、塩基性アミノ酸割合がとても高いという可能性が高いわけですね。

(無題) 削除/引用 No.2515-5 - 2008/12/17 (水) 01:40:49 - yuri ＞AP様 ただ単純に銀の結合量の問題なのですね。糖タンパク全てが黄色に近い色ではないのに疑問を感じていましたので、納得です。 塩基性タンパクの染まりが悪いということになれば、等電点電気泳動を用いたPAGEには銀染色は不向きという結論になりそうですね。

(無題) 削除/引用 No.2515-4 - 2008/12/17 (水) 01:01:13 - AP 単純に一分子当たりの銀の結合量によって、（多）黒<-->（少）黄と色が変わるのだと思います。 この論文によると http://www.sciencedirect.com/science?_ob=ArticleURL&_udi=B6W9V-4DVNRP7-1B9&_user=10&_rdoc=1&_fmt=&_orig=search&_sort=d&view=c&_acct=C000050221&_version=1&_urlVersion=0&_userid=10&md5=f921499db67b0a388668e0d82cf2444c Cysの含有量によって色が変わるそうです（多い方が黒くなる。重金属が硫黄と結合することを考えると納得）。それに、タンパク質に共有結合した脂質があるかどうかにもよるというようなことが書いてあります。 また、塩基性アミノ酸やGlnは褐色に染まるというような記述もあるようなので、タンパク質の等電点も関係あるかもしれません（ポジティブチャージが高いと銀イオンがつきにくい？　イオン結合力を考えればスジが通りそうですが）。 タンパク質によって銀染色の色がことなることがあるというのを逆手にとって、 いろいろな程度の発色の差異を出やすくして、スポットの見分けがしやすいようにしたキットもあるようですね。 http://www.piercenet.com/Objects/View.cfm?type=ProductFamily&ID=02051006

(無題) 削除/引用 No.2515-3 - 2008/12/17 (水) 00:43:24 - chibita > ある生物というのは真核生物ですか？ はい、昆虫綱です。 > 糖タンパクのものは赤くなりやすいとのうわさ なるほど、糖タンパクですか！ この70kDaバンドが何に由来しそうかちょっと調べてみようと思います。 ありがとうございます。

(無題) 削除/引用 No.2515-2 - 2008/12/17 (水) 00:25:43 - yuri ある生物というのは真核生物ですか？ 真核生物のタンパクを泳動した際に私も同様の経験があります。原因はよくわかりませんが、糖タンパクのものは赤くなりやすいとのうわさを聞いたことがあります。

銀染色時の黒ではない赤褐色の染色結果。 削除/引用 No.2515-1 - 2008/12/17 (水) 00:05:58 - chibita よく銀染色を行っておりますが、最近ある生物からのタンパク質をSDS-PAGEを行った後に銀染色を行うと、70kDa付近のバンド１本のみが、毎回、赤褐色に染色されて現れます。 通常は、全て黒色のバンドなのですが、このバンドのみ赤褐色になります。 この原因がわからないものですから、同じような経験をされた方や、お詳しい方よりぜひお教え願います。

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