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脂肪酸-BSA トピック削除
No.476-TOPIC - 2007/11/12 (月) 16:38:03 - つん
はじめまして。
現在、マウス3T3-L1細胞から分化させた脂肪細胞に脂肪酸刺激を与える実験を検討しています。
刺激をする際に、脂肪酸はBSAと結合させた状態で使用するらしいのですが、脂肪酸とBSAを結合させる方法がわかりません。文献を調べたところ、脂肪酸とBSAのモル比(1:2あるいは1:4)や2時間以上攪拌することなどはわかりましたが、詳細な方法は載っておらず、どうしたらよいものか困っています。
ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします。
 
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(無題) 削除/引用
No.476-9 - 2007/11/20 (火) 14:13:35 - つん
某ポスドクさま
詳細な情報をありがとうございました。
大変参考になりました。

BSA+FFA 削除/引用
No.476-8 - 2007/11/19 (月) 04:36:32 - 某ポスドク
@20%BSA溶液を作成する.溶媒はDMEMでもPBSでもH2OでもOK.BSAはFFA freeかつ低エンドトキシンのものをSIGMAなどから購入する.
A50%EtOH溶液にFFAを溶解.細かい濃度は忘れたが,sodium palmitateで500mM位は溶けた気がする.室温では溶けないが60℃に暖めると15分くらいで溶ける.
B@の溶液にAを終濃度10mMになるように加える.添加直後は白濁するが,37℃で30分くらい攪拌すると溶ける.
Cこれで10mMのストックが完成.リムルステストでエンドトキシンチェック.小分けして酸化防止のため窒素パージ,-20℃保存.

 私は10mMストックを作りますが,もっと濃いストックも作れるかもしれません.
 重要なのはFFAを含まないコントロール溶液を平行して作ることです.FFAの濃度を振る時は,濃度を薄くするに従ってコントロール溶液を混ぜ,BSAやEtOHの濃度を揃えて実験していました.

(無題) 削除/引用
No.476-7 - 2007/11/16 (金) 11:58:28 - つん
コメントありがとうございます。

とりあえず、脂肪酸を含まない2%BSA-培地をコントロールとして一度やってみようと思います。

(無題) 削除/引用
No.476-6 - 2007/11/16 (金) 03:23:54 - K
この実験をしたことがないので、お答えするには不適格かもしれませんが。

> しかし、BSAの濃度を固定してしまうと、脂肪酸の濃度をふっていった場合に、脂肪酸と結合していないBSAの培地中の割合がグループ間で変わってきますよね?
> それは問題ないのでしょうか?

培地に加えるFBS(fetal bovine serum)は5%ぐらいだったと思います。2%(脂肪酸濃度0として)のBSAの及ぼす影響が気になるのであれば、コントロールをとって比較するのも一つの方法かと思いますが。
どうしても2%追加するBSAを避けたいのであれば、FBS入りの培地で実験するのも一つでは?(それでは可溶化しないでしょうか?)

(無題) 削除/引用
No.476-5 - 2007/11/15 (木) 16:19:10 - つん
キャリアーとして使用しているようです。

ある資料によると、
『2%BSAを含む培地にエタノールに溶解した脂肪酸を添加して室温で攪拌し続けると、はじめは液面に浮いていた脂肪酸が徐々に培地中に溶け込む』そうです。

脂肪酸とBSAのモル比が文献によって異なっていたりしたため、目的の濃度の脂肪酸溶液を調製するにはどうしたらよいのかよくわからずにおりましたが、この方法なら出来そうです。

しかし、BSAの濃度を固定してしまうと、脂肪酸の濃度をふっていった場合に、脂肪酸と結合していないBSAの培地中の割合がグループ間で変わってきますよね?
それは問題ないのでしょうか?

(無題) 削除/引用
No.476-4 - 2007/11/13 (火) 22:49:28 - K
Serum Albuminは脂肪酸のキャリアタンパクの一つなので、お使いのプロトコールにあるように生理条件下で攪拌すれば結合するように思えます。
ただTSさんが書かれていらっしゃるように、「BSAで可溶化させる」意味合い
のような印象もあります。
文献を精読なさると、何か他の情報でてきませんか?

「結合」の意味 削除/引用
No.476-3 - 2007/11/13 (火) 17:26:13 - TS
「結合」の意味ですが、構造的に結合させたいということなのですか?それとも、脂肪酸を溶かすためにBSAをキャリアーとして使用すると言うことなのですか?

(無題) 削除/引用
No.476-2 - 2007/11/13 (火) 15:27:08 - panda
シグマの製品でリノール酸とBSAを共役させてあるものが存在するのですが、それを利用するというのはどうでしょうか?

脂肪酸-BSA 削除/引用
No.476-1 - 2007/11/12 (月) 16:38:03 - つん
はじめまして。
現在、マウス3T3-L1細胞から分化させた脂肪細胞に脂肪酸刺激を与える実験を検討しています。
刺激をする際に、脂肪酸はBSAと結合させた状態で使用するらしいのですが、脂肪酸とBSAを結合させる方法がわかりません。文献を調べたところ、脂肪酸とBSAのモル比(1:2あるいは1:4)や2時間以上攪拌することなどはわかりましたが、詳細な方法は載っておらず、どうしたらよいものか困っています。
ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いいたします。

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