Bio Technical フォーラム

  • バイオ関連の実験をする上での、試薬、機器、プロトコールなどの情報交換の場です。
  • 新しいテーマで話を始める場合、質問をする場合は「新しいトピックを作る」から書き込みをしてください。
  • 質問に対して解答できる方は是非、書き込んで下さい。
  • このフォーラムにふさわしくないと管理人が判断した投稿は予告なく削除します。

トピック一覧 | 研究留学ネットに戻る

最新のフォーラム | このフォーラム | ひとつ前のフォーラム(readのみ)

このスレッドをはてなブックマークに追加このスレッドをはてなブックマークに追加

ブロッキング剤 トピック削除
No.797-TOPIC - 2011/08/19 (金) 15:03:24 - ape
毎度お世話になっております。

ELISAに用いるブロッキング剤の調整方法についてお教えいただきたく
トピックを立ち上げました。

ブロッキング剤としてBSAを用いておりましたが、バックグラウンドが高く、
ブロッキング剤の変更を考えています。

候補としてはカゼインとゼラチン(0.5〜1.0%程度)を考えております。また、実験上、ブロッキング剤を滅菌する必要があります。調べてみると双方とも調製法(50℃で加熱、37℃で溶解など)、滅菌法(オートクレーブ、ろ過滅菌など)さまざまあり、一般に用いられている標準的な調整方法があるのであればと考え、質問した次第です。

質問としては
1. ゼラチン、カゼイン加PBSの調整方法
2. それらの滅菌方法

以上、非常に基本的な質問で申し訳ありません。情けないことにskim-milkとBSAしか使用した経験がないので、日常使用されている方にご教授いただければ幸甚です。
 
- このトピックにメッセージを投稿する -



4件 ( 1 〜 4 )  前 | 次  1/ 1. /1


ブロッキング剤 削除/引用
No.797-4 - 2011/08/22 (月) 14:06:23 - ape
APさん、小言幸兵衛さん

御返信ありがとうございます。
マレイン酸バッファーの件、参考になりますありがとうございました。


滅菌法を調べているときに、ゼラチン、カゼインとも60℃以上に温度を上げないこと、と但し書きがある物もあれば、オートクレーブをかけることを推奨している物もあります。ブロッキングの効果などに違いがある物なのでしょうかね。

またその他調製法について、ご存じの方がおられましたらご教授いただけると幸甚です。

(無題) 削除/引用
No.797-3 - 2011/08/19 (金) 23:03:42 - 小言幸兵衛
ただのカゼインだとしたらとんでもない値段ですよね。ロットチェック代込みの値段ってことでしょうか。問題ないならカゼインに乗り換えたいです。

(無題) 削除/引用
No.797-2 - 2011/08/19 (金) 22:18:12 - AP
Rocheから出ているBlocking reagentをよく使っています。もとはDIG systemのブロッキング用として出たものですが、これが使い勝手がいので、ハイブリに免疫染色にとこれひとつで間に合わせています。成分はミルクカゼインです。Blocking reagentが高価なので、急場しのぎに一般試薬カゼインを同じように調製して使ったこともあります。なのでカゼインの調製もRocheのBlocking reagentの調製法(詳しくはWebなどで調べてください)に従ってやるといいと思います。

カゼインはリン酸バッファーには直接溶けにくく、溶けたと思っても粒子が残ったスラリー状になっていて問題を生じることがあります。Rocheではマレイン酸バッファーに10 %で懸濁してオートクレーブをかけた(または加熱する)ストック溶液とする方法を勧めています。マレイン酸バッファーにはこの高濃度できれいに溶け、オートクレーブをかければ溶解と滅菌の一石二鳥です(私はRNA workにも使う場合があるのでDEPC処理も同時に行う)。小分けしてフリーザーに入れれば半永久的に保存できます。終濃度1%あるいは2%で使用するバッファーに添加します。

ブロッキング剤 削除/引用
No.797-1 - 2011/08/19 (金) 15:03:24 - ape
毎度お世話になっております。

ELISAに用いるブロッキング剤の調整方法についてお教えいただきたく
トピックを立ち上げました。

ブロッキング剤としてBSAを用いておりましたが、バックグラウンドが高く、
ブロッキング剤の変更を考えています。

候補としてはカゼインとゼラチン(0.5〜1.0%程度)を考えております。また、実験上、ブロッキング剤を滅菌する必要があります。調べてみると双方とも調製法(50℃で加熱、37℃で溶解など)、滅菌法(オートクレーブ、ろ過滅菌など)さまざまあり、一般に用いられている標準的な調整方法があるのであればと考え、質問した次第です。

質問としては
1. ゼラチン、カゼイン加PBSの調整方法
2. それらの滅菌方法

以上、非常に基本的な質問で申し訳ありません。情けないことにskim-milkとBSAしか使用した経験がないので、日常使用されている方にご教授いただければ幸甚です。

4件 ( 1 〜 4 )  前 | 次  1/ 1. /1


パスワードを入力してチェックした記事を チェックした記事を

このトピックにメッセージを投稿する
名前 
メール   アドレス非公開
   タイトル 
本文      
設定  クッキーを保存(次回の入力の手間を省けます)
上に上げない(トピックの一覧で一番上に移動させません)
解決(問題が解決した際にチェックしてください)
暗証  半角英数字8-12文字の暗証番号を入れると、あとで削除、修正ができます。
送信 

〔使い方〕
  • 「アドレス非公開」をチェックすれば、自分のメールアドレスを公開しないで他の方からメールを受け取れます。
  • 問題が解決した際には、解決ボタンをチェックして解決した旨のコメントをつけてください。これは、初めにトピックを作った人と管理人のみが可能です。
  • 半角カタカナ、機種依存文字(全角ローマ数字、○の中の数字等)は文字化けの原因となりますので使わないでください。