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LDH assayについて トピック削除
No.202-TOPIC - 2011/03/25 (金) 15:15:01 - kinkin
いつも参考にさせていただいています。

LDH(乳酸脱水素酵素)assayについてお聞きしたいことがあります。
現在、細胞にある刺激を加えることで細胞の増殖能が低下するといった現象に着目して研究を行っています。この増殖能の低下が細胞死ではないことを確認したいと思っており(多少は細胞死も起こっているとは思いますが、、、)、LDH assayを行おうと思っています。
この場合、control群(無処置群)と同細胞数を播種し、刺激を加え24hr後にLDH assayを行いcontrolとの比較を行うプロトコルで証明できるのでしょうか?
というのも、細胞増殖が低下するということは測定時の細胞数も減少している訳で、その場合細胞数自体が少ないからLDHの量も少なかった(たとえ細胞死が起きていたとしても)、という結果になるような気がします。

播種時に細胞数をふり、測定時の細胞数とLDHの量の検量線を作成し、それに対応させて細胞死が起きているのかどうかを見た方が良いのでしょうか?
つまり、播種時の細胞数ではなく測定時の細胞数を揃えて(検量線により)、その場合のLDHの量を測定する方法です。
ただ、この場合も播種する細胞数が異なるので何らかの影響が出ているのでは?と言われれば返す答えが思い浮かびません。

長文かつわかりにくい文章で大変申し訳ありませんが、皆様のご意見を聞かせていただけないでしょうか。
よろしくお願い致します。
 
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No.202-7 - 2011/03/28 (月) 16:59:37 - ヒント
>細胞播種条件を揃えた実験と仮定して、仮にLDHの量を1の場合に10、2の場合に100とします。4は全細胞を破砕するためLDHは100ですよね?

4はあなたの実験では100よりも下回るはずでは??

(無題) 削除/引用
No.202-6 - 2011/03/28 (月) 16:15:51 - TS
>というのも、細胞増殖が低下するということは測定時の細胞数も減少している訳で、その場合細胞数自体が少ないからLDHの量も少なかった(たとえ細胞死が起きていたとしても)、という結果になるような気がします。

一度やってみてはいかがですか? その結果を考察する方が建設的だと思います。

もし細胞数が減っていても、LDHが高くなるようでしたら、細胞膜が傷害されて細胞死が起きていると言うことになると思います。

細胞数が減っていて、LDHが若干減っているか変わらなければ、細胞障害作用はない、あるいはかなりマイナーな作用だと言えると思います。

通常の状態では、細胞からのLDHの放出量はとても小さく、細胞障害があったときには大きく上昇するものです。細胞数が1−2割減少したところで(どの程度かは存じ上げませんが)、その薬物に確かに細胞障害性があれば、細胞数の小さな違いなど無視されるくらい大きく上昇すると思います。細胞膜の損傷がないまま、細胞数が1−2割減少したときに、その違いをLDH放出量で検出できるかなぁと思います。

(無題) 削除/引用
No.202-5 - 2011/03/28 (月) 16:04:39 - kinkin
お二方、お答えありがとうございます。

実験大好き様
>失礼、トリパンブルー使って、生細胞と死細胞を数えるでした。

トリパンブルーですと、細胞を剥がす操作が入るため少し億劫になっています。というのも、私が使用している細胞がロットによって細胞の接着性にやや差があり、トリプシンの影響も異なります。この状況で細胞を剥がしてトリパンブルー処置をするとどうしてもトリプシンが結果に影響してしまう気がして。

ヒント様
>4群の実験を行なう

1 :薬剤処理しないー>LDH測定
2 :薬剤処理しないー>1 % Triton X100を加えて全細胞破壊ー>LDH測定
3 :薬剤処理するー>LDH測定
4 :薬剤処理するー>1 % Triton X100を加えて全細胞破壊ー>LDH測定

細胞播種条件を揃えた実験と仮定して、仮にLDHの量を1の場合に10、2の場合に100とします。4は全細胞を破砕するためLDHは100ですよね?3は細胞増殖が低下するため、細胞死が起こっていない場合は10以下、細胞死が一部起こっている場合は10〜100の場合と10以下(細胞死が起こっていてLDHが放出されているが、細胞数自体が少ないためcontrolの値10よりLDHの量が少ない)の場合がありますよね。それですと3の場合に細胞死が起こっているかどうか判定できないと思いますが。
私が理解できていないために間違った解釈しているかもしれません。ご意見をお願い致します。

(無題) 削除/引用
No.202-4 - 2011/03/25 (金) 20:28:35 - ヒント
4群の実験を行なう

1 :薬剤処理しないー>LDH測定
2 :薬剤処理しないー>1 % Triton X100を加えて全細胞破壊ー>LDH測定
3 :薬剤処理するー>LDH測定
4 :薬剤処理するー>1 % Triton X100を加えて全細胞破壊ー>LDH測定

(無題) 削除/引用
No.202-3 - 2011/03/25 (金) 18:20:11 - 実験大好き
失礼、トリパンブルー使って、生細胞と死細胞を数えるでした。

(無題) 削除/引用
No.202-2 - 2011/03/25 (金) 18:18:59 - 実験大好き
単純にトリパンブルー使って生細胞数を数えるのではダメですか?

LDH assayについて 削除/引用
No.202-1 - 2011/03/25 (金) 15:15:01 - kinkin
いつも参考にさせていただいています。

LDH(乳酸脱水素酵素)assayについてお聞きしたいことがあります。
現在、細胞にある刺激を加えることで細胞の増殖能が低下するといった現象に着目して研究を行っています。この増殖能の低下が細胞死ではないことを確認したいと思っており(多少は細胞死も起こっているとは思いますが、、、)、LDH assayを行おうと思っています。
この場合、control群(無処置群)と同細胞数を播種し、刺激を加え24hr後にLDH assayを行いcontrolとの比較を行うプロトコルで証明できるのでしょうか?
というのも、細胞増殖が低下するということは測定時の細胞数も減少している訳で、その場合細胞数自体が少ないからLDHの量も少なかった(たとえ細胞死が起きていたとしても)、という結果になるような気がします。

播種時に細胞数をふり、測定時の細胞数とLDHの量の検量線を作成し、それに対応させて細胞死が起きているのかどうかを見た方が良いのでしょうか?
つまり、播種時の細胞数ではなく測定時の細胞数を揃えて(検量線により)、その場合のLDHの量を測定する方法です。
ただ、この場合も播種する細胞数が異なるので何らかの影響が出ているのでは?と言われれば返す答えが思い浮かびません。

長文かつわかりにくい文章で大変申し訳ありませんが、皆様のご意見を聞かせていただけないでしょうか。
よろしくお願い致します。

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