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AP様:in situ hybridizationにおけるDNAプローブに関して トピック削除
No.92-TOPIC - 2011/03/02 (水) 15:15:08 - kudann2001
名指しでは大変失礼かと散々迷いましたが、下記のトピックのやり取りを踏まえた結果、この様なタイトルが妥当ではないかと考えました。
かさねがさね、ご無礼をお許しください。
http://www.kenkyuu.net/cgi-biotech2/biotechforum.cgi?mode=view;Code=2721
http://www.kenkyuu.net/cgi-biotech3/biotechforum.cgi?mode=view;Code=3797

さて質問ですが、以下の点です。
1.RNAプローブと比較して、DNAプローブの発色強度は、具体的に(感覚的で結構です)何割程度か?
2.成書では1kb程度のプローブを推奨しているが、300 bp以下のプローブで非特異結合や特異性は特に問題は無いか?

以上、何卒よろしくお願い致します。
またその他注意点等ありましたら、お教え頂ければ有り難く思います。
 
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(無題) 削除/引用
No.92-9 - 2011/03/04 (金) 13:23:28 - kudann2001
すみません、自己解決しました。
過去のトピックで確認できました。
http://www.kenkyuu.net/cgi-biotech/biotechforum.cgi?mode=view;Code=2680

(無題) 削除/引用
No.92-8 - 2011/03/04 (金) 11:38:48 - kudann2001
AP様:
すみません、もうひとつ教えてください。
asymmetric PCRで一本鎖DNAプローブをつくる際に、DIG DNA ラベリングミックスを用いて行っていると思いますが、
http://www.roche-biochem.jp/catalog/index.php/product_3.6.12.2.4.1
ラベリングミックスの濃度は、毎回プローブごとに濃度を振って条件検討なさっていますか。
それとも、まずは原液で行うことがデフォルトで、PCRのかかりが悪ければ希釈して試す、という程のものでしょうか。

ありがとうございました。 削除/引用
No.92-7 - 2011/03/03 (木) 19:33:50 - kudann2001
AP様

再々のお返事、有難うございます。
僕は今まで、加水分解がデフォルトという事を知らなかったため、AP様の言いたい内容がいまいち伝わっていなかったのですが、今回は理解出来たと思います。
またDNAプローブのハイブリ条件に関しても、有難うございました。
お教えいただいた事を踏まえ、DNAプローブを試してみようと思います。

(無題) 削除/引用
No.92-6 - 2011/03/03 (木) 18:42:33 - AP
>ところで、1コピーあたりの標識が多い長さのプローブを(150bpではなく。300bpとか500bpとか)作り、加水分解せずに用いるという考え方は、あまり良い方法ではないでしょうか。

プローブの分子量が大きいと、組織標本に浸透しづらいので、ハイブリをさまたげますし、逆にフリーのプローブもWashで落ちにくくなります。whole mountなんかでひどいときには、標本の表面にべったり吸着して真っ黒、だけど内部は全然染まっていないという状態になります。

1 kbだとか長いプローブでも断片化しなくていいという人もいるようですが、私は信じません。たぶん、そんなに長いと、RNAプローブ合成が全長まで行かないで、途中で止まった短いのができていて、それがたまたまうまく働いただけなんじゃないかと思います。

>もしよろしければ、AP様が通常行っているDNAプローブ使用時の、ハイブリや洗いの温度や条件等をお教え頂けないでしょうか。

RNAプローブのハイブリは酸性条件で55〜65℃、DNAプローブの場合は42〜48℃です。ISHの場合、Washでstringencyをコントロールするのはほとんど効果がありませんので、Washは同じ条件です(室温で、プローブなしのハイブリバッファーからPBTに徐々に置換しながら)。

(無題) 削除/引用
No.92-5 - 2011/03/03 (木) 12:29:02 - kudann2001
AP様
ご丁寧なご回答、本当にありがとうございます。

・DNA-RNAハイブリッドより、RNA-RNAハイブリッドの方が安定(Tmが高い)。
→この点は、ハイブリの条件(温度など)などでコントロールして、プローブ種に適した条件にすれば、同等の結果が得られるはず。

ありがとうございます。
もしよろしければ、AP様が通常行っているDNAプローブ使用時の、ハイブリや洗いの温度や条件等をお教え頂けないでしょうか。

そういう心配をする論拠はなんでしょう。短いプローブだと特異性が下がるというアイデアはどこから? そのへんは過去トピで言い尽くしたと思うのですが。

過去トピも参照したのですが、質問の意図は、断片化して100〜300bpにした場合、さらに短い断片もたくさん出来るので、同時に非特異も上がるのでは、というものです。
また僕は現在まで、下記の本やロシュのマニュアルを参照していたのですが、
http://www.yodosha.co.jp/book/9784897064192.html
1 kbのプローブを作っても、完全長のまま使うわけではなく、断片化して使うのが普通です。

完全長のまま使うものだと思い込んでいたため、おかしな質問になってしまったかと思います。

ところで、1コピーあたりの標識が多い長さのプローブを(150bpではなく。300bpとか500bpとか)作り、加水分解せずに用いるという考え方は、あまり良い方法ではないでしょうか。
以上よろしくお願いします。

もうしわけありません。 削除/引用
No.92-4 - 2011/03/03 (木) 12:27:54 - kudann2001
Ami様:
いい習慣ではないと思う>公共の掲示板での個人的なやりとり希望

僕も全く同意見です。本当に申し訳ありません。
ただ今回の場合、
・過去の同様のトピックを参照した時、回答者が極端に限定されていた
・回答者に連絡を取るすべが他になかった
・質問の内容を公開することは、本掲示板を閲覧する皆様に有益だと思われた
以上3点のことから、さんざん迷った末このような形となりました。
上記に関しては言い訳にもならないと僕自身思いますが、何卒ご容赦いただけないでしょうか。
かさねがさね、申し訳ありません。

(無題) 削除/引用
No.92-3 - 2011/03/02 (水) 22:22:20 - AP
>1.RNAプローブと比較して、DNAプローブの発色強度は、具体的に(感覚的で結構です)何割程度か?

プローブ種に対して最適な条件で行えば、感度に大差はないと思います。

一般的にDNAプローブよりRNAプローブのほうが感度がよいといわれていますが、それは次の二点によります。

・DNAプローブは一般的に二本鎖であるのに対し、RNAプローブは一本鎖である。二本鎖プローブはプローブ同士のアニールがおこるので標的に対するハイブリ効率を減衰させる。そのため、Molecular Cloning(3版に出てるかどうかは未確認だけれど、旧版には)によると、(記憶によれば)一本鎖プローブの方が二本鎖プローブより8倍ほど感度がよいという。
→この場合、DNAプローブでも一本鎖なので関係ないはず。

・DNA-RNAハイブリッドより、RNA-RNAハイブリッドの方が安定(Tmが高い)。
→この点は、ハイブリの条件(温度など)などでコントロールして、プローブ種に適した条件にすれば、同等の結果が得られるはず。
また、RNAプローブは感度が高いとされる一方、バックグラウンド、非特異的ハイブリも高くなりやすいといわれています。そのために、ハイブリ温度をかなり高く設定したり、washの時にRNase Aで処理してフリーのプローブを分解したりという必要が出てきます。一長一短というところです。


>2.成書では1kb程度のプローブを推奨しているが、300 bp以下のプローブで非特異結合や特異性は特に問題は無いか?

そういう心配をする論拠はなんでしょう。短いプローブだと特異性が下がるというアイデアはどこから? そのへんは過去トピで言い尽くしたと思うのですが。

念のため言うと、1 kbのプローブを作っても、完全長のまま使うわけではなく、断片化して使うのが普通です。300 bpのプローブを使った場合と、1 kbのプローブを平均300 bpに断片化して使うのとで、生じる可能性が変わってくる性質の心配なのでしょうか。

あんまり 削除/引用
No.92-2 - 2011/03/02 (水) 19:57:39 - ami3
いい習慣ではないと思う>公共の掲示板での個人的なやりとり希望

AP様:in situ hybridizationにおけるDNAプローブに関して 削除/引用
No.92-1 - 2011/03/02 (水) 15:15:08 - kudann2001
名指しでは大変失礼かと散々迷いましたが、下記のトピックのやり取りを踏まえた結果、この様なタイトルが妥当ではないかと考えました。
かさねがさね、ご無礼をお許しください。
http://www.kenkyuu.net/cgi-biotech2/biotechforum.cgi?mode=view;Code=2721
http://www.kenkyuu.net/cgi-biotech3/biotechforum.cgi?mode=view;Code=3797

さて質問ですが、以下の点です。
1.RNAプローブと比較して、DNAプローブの発色強度は、具体的に(感覚的で結構です)何割程度か?
2.成書では1kb程度のプローブを推奨しているが、300 bp以下のプローブで非特異結合や特異性は特に問題は無いか?

以上、何卒よろしくお願い致します。
またその他注意点等ありましたら、お教え頂ければ有り難く思います。

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