こんにちは。 
表題の通り、インドメタシンを溶解する溶液の作成方法について、経験をお持ちの方がいらっしゃれば知恵を貸していただきたいと思います。 
 
ラットを用いた動物実験で、10mg/mlのインドメタシン溶解液を経静脈投与したいと考えております。 
 
インドメタシンは中性では水に難溶性で、pH8.4の100mMPBSに溶解して投与した、とあります。 
そこで下記の要領で溶液を調製しました。 
 
試薬: 
インドメタシン(和光純薬工業 CAS  : 53-86-1) 
 
A, 和光特級 197-02865 リン酸水素二ナトリウム(無水) Na2HPO4=141.96 
B, 和光特級 192-02815 リン酸二水素ナトリウム・二水和物 NaH2PO4・2H2O=156.01 
 
A: 5.68gを200mL 生理食塩水(大塚生食注)に溶解し、200mMとする 
B: 0.31gを10mL 生理食塩水(大塚生食注)に溶解し200mMとする 
 
AとBを混合し、pHメーターでpHを8.4に合わせる。 
これを使用時にDWで2倍に希釈し100mMとして使用。 
 
この要領で10mg/mlのインドメタシン溶解液を作成したのですが、粉末が溶解せず、混ぜても静置するとしばらく経過するうちにインドメタシンの沈殿が起きてしまいます。 
溶解していない状態で経静脈投与することで果たして薬効を持つのか疑問もあったのですが、仕方なく投薬したのですが、果たしてこのような状態で実験を継続してよいものか考えあぐねております。 
 
もし、ご覧になられたかたのでなかで、実験動物でインドメタシンの溶解液を使用した経験の方がいらしたら、詳細に付きご教示いただけますと幸いです。 
 
長文となり申し訳ありませんが、何卒よろしくお願いいたします。   | 
             
           
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