いつも勉強させていただいています。 
 
クラシカルな手法で恐縮ですが、安定発現株の作成について教えてください。 
動物細胞で、GFP融合タンパク質を発現する安定発現株を作っておりまして、リポフェクションでプラスミドを導入し、G418でセレクションしました。 
その後、十分量の細胞数まで増やして、セルソーターでGFPポジティブの細胞を分取しました(モノクローンを取らないのが手抜きなのは承知です)。 
 
質問はこのときのGFPポジティブの細胞割合についてです。 
PlainのGFP、GFP融合タンパク質(目的)を発現させた細胞で、ポジティブの割合が高いものでも30%程度でした(ものによっては10%少しくらい)。 
 
私の理解では、Neo耐性遺伝子だけがゲノムにインテグレートした細胞がGFPネガティブとして残ることはわかっているのですが、それでも薬剤選抜後のGFP陽性細胞というのはこのくらい少なくなるものかなと不思議に思っています。 
 
Neo耐性遺伝子とGFP遺伝子の両方が入らいないと選抜できないわけなので、このくらいの割合が一般的でしょうか。 
 
薬剤選抜はネガコンを使って十分に行っています(ネガコンは完全に死滅)。 
 
どうぞよろしくお願いいたします。 | 
      
      |