in vitro、in vivo で高いタイターのAAV調製が必要で、良い方法がないか探しています。トランスダクション効率の低い細胞を対象としているため、目標としては 5e10^13 vg/mL 以上の濃度で調製したいニーズがあります。
現在は下記の資材を使って発現精製しており、濃度は1e10^13vg/mLいけばいいほうです(150-200 uL くらいの容量に濃縮した値)。
細胞:AAVpro293T
増殖培地:10%非働化FBS入りDMEM
維持培地::2%非働化FBS入りDMEM
発現プラスミド:pRC、pHelper、pAAV-GOI
トランスフェクション試薬:TransIT293
ディッシュ:15-cm 10-15 枚/construct
精製:TaKaRa AAVproMaxi kit によるカラム精製
70%コンフルの細胞に上記を用いて遺伝子導入(20 ug/plasmid)し、翌日に2%FBS入り培地に交換後、2日間維持した細胞からAAVを精製しています。
枚数を増やしてカラムに乗せるサンプルを増やす、など試してみましたがなかなかタイターをあげられない状況です。ラボスケールでAAVを高い濃度で作れている先生いらっしゃいましたらぜひ情報提供いただけたら幸いです。 |
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