指摘のようにAnimalsはMDPI社からの出版物です。MDPIからは今、250誌くらいjournalが出ていて、special issueとして、大量の総説号を日々出すことで、いずれもIFをあげています。Animalsの場合は、11月後半の2週間で、35冊くらいのspecial issueを出してます。 
www.mdpi.com/journal/animals/special_issues 
 
このようなビジネスモデルをとってる出版社は、他にはFrontiersくらいでしょう。総説が大量に生まれる自体は悪いことではないのですが、MDPIの場合はかなり異常で、全部のjournal あわせて2022年には18万個くらいの総説が出されていて、今年はもっと増えそうです。Predatory Reports 
https://predatoryreports.org/home 
に詳しいです。 
 
そもそも、そんなにまともなreviewerがいるわけないだろう、という話です。各誌のeditorはボランティアでMDPIからの支払いは発生しないので、一総説あたりの投稿料を考えると、MDPI社としてものすごい儲けになってます。いい商売でしょう。 | 
      
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