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        | 質問させてください。 LSL-tdTomatoのtransgeneを持ちつつ、lineage-specific Creのtransgeneを持つマウスからとある血球細胞を回収し、in vitroで培養しています。
 
 細胞が増えたのちに、4-ヒドロキシタモキシフェンでin vitroでCreを活性化させ、その細胞でtdTomato陽性にしたいと思っています。
 
 ところが、予想外なことに、その細胞は4-ヒドロキシタモキシフェンを加える前からtdTomato陽性でした。
 germinal recombinationが原因ではないことは確認していますし、tamoxifenに曝していないマウスをサクリファイスする前に血球を取り出し、その細胞がtdTomatoを発現していないことも確認しています。
 
 培養することでCreが陽性になったとしか考えられないのですが、培地は5% FBS in DMEMと、通常の培地です。当初考えていた実験計画が出来ず非常に困っております。
 LSL-tdTomatoのtransgeneのみを持つマウスから単離した培養血球細胞のtdTomatoは陰性でした。
 このことから、Cre依存的かつtamoxifen非依存的なtdTomatoの発現かと思います。
 しかし、思い当たる節はなく、このようなことはよくあるのか、お聞きしたいです。
 
 再度ですが、LSL-tdTomatoのtransgeneを持ちつつ、lineage-specific Creのtransgeneを持つマウスから採血し終えたばかりの血球細胞ではtdTomatoは発現していないです。一方、その細胞をガンガン増やして10日目あたりに解析するとtdTomato陽性でした。4-hydroxy tamoxifenには曝していないです。
 
 ご教示いただけましたら幸甚です。
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