GAPDHの染色ムラは、バンドの中心が白く抜ける感じですか?タンパク量が多すぎると、ECLの発光基質が部分的に大量に消費され、発光出来なくなって白く抜けたようになることがあります。
アプライ量を減らす、一次抗体を限界まで希釈する、感度の低いECLにするなどの対策が可能かと。
抗体を節約したい気持ちはわかりますが、単純に全体の液量を増やすという選択肢はないのでしょうか?
よほど高価な抗体でない限り、私のラボでは一次抗体は10ml作るのが一般的です。
メンブレンのサイズに合わせた密閉容器に入れて震盪します。
ミニゲル2、3枚に充分な量、1枚ならたっぷりな量です。最低でも3mlぐらいは作るかな?って感じです。
ローディングコントロールなら、普通抗体の単価も安いですし、アザイド入れて何度も繰り返し使えます。なんなら1年ぐらい同じ抗体希釈液を繰り返し使ってたりします。ハイブリバックに入れて、とか、ギリギリの液量で、、、うまくいっているのなら良いのですが、そうでないならトラブルシュートにかかる時間がもったいないような気がします。経験上、ほとんどの抗体は、説明書に書いてある推奨濃度の倍以上に希釈してもワークしますし。
2次抗体も10mlに1マイクロで使い捨てです。
PBSTのWashは、目分量で容器の半分くらいまで入れて、6回交換とかです。1回の実験で1リットルぐらい使い切ります。私のラボでは、みんな目分量でドバドバ使います。
ブロッキング溶液はPVA溶液使用、100ml作ってタッパーに常温保存。1ヶ月は余裕で同じ溶液を使い回してます。
今までこれが普通だと思っていましたが、皆さんはもっと少ない液量でやってるんでしょうか? |
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