Int J Mol Sci, 2022 Aug 9;23(16):8842. doi: 10.3390/ijms23168842
CDC42-IQGAP Interactions Scrutinized: New Insights into the Binding Properties of the GAP-Related Domain
Mosaddeghzadeh et al.
...substitution of Q61 by leucine drastically increases the binding affinity of IQGAPs for CDC42Q61L GTP by up to 15-fold as was clearly demonstrated previously...
Volume 274, Issue 19, 7 May 1999, Pages 13198-13204
Journal of Biological Chemistry
Characterization of Rac and Cdc42 Activation in Chemoattractant-stimulated Human Neutrophils Using a Novel Assay for Active GTPases*
Author links open overlay panelValerie Benard ‡, Benjamin P. Bohl, Bokoch et al.
https://doi.org/10.1074/jbc.274.19.13198
Figure 1
細胞からのLysateのRac2 Q61LはPAK-PBD beads(活性化したときの下流)に結合するので細胞内で活性化している。
Q61LはGAPとの総合作用が強く構造的にもそれがサポートされています。多分その視点で探すともっと論文が見つかるような気がします。また、細胞内ではQ61Lはその下流の蛋白との相互作用が強く見られ、実際に活性化していると考えられます。
専門分野でないのであまり深く調べませんが、状況としてはこの様になっています。
>非常に有名な、GAP/GEFとGTP/GDPの関係のモデル図を見ると、恒常活性変異がGAPと強く結合してしまうと、活性を下げる方向に進んでしまうため、
GAPがRas familyのGTPase活性を促進するがQ61L はGTPase活性が非常に弱くRas-GTPの活性型フォームを維持しているという理解ですが、そのモデルはGTPaseの活性化ではなくてGAPとの結合が抑制していると書かれているのですが?そうであれば少なくともそのリファレンスを当たるべきです。モデルの図だけでは概念的でなんとでも解釈できるので、思い込みで解釈してしまうこともあるので。 |
|