もし、やろうとしている実験系(がんのモデル)が2Dで培養してからならば、そうやって実験系を樹立したのでしょうからそれをあえて変えるならそれなりに理由があるもんだと思います。
癌からの2Dの培養は臨床などで幅広いバリエーションがある状況では難しいものもあるでしょう。でそういうのが質問の実験に当てはまるかは知りようがありません。
2Dの培養ができるのは癌の性質として永遠に増え続けるからですが、増えるとしてもやはり周りに潜んでいる線維が細胞などに圧倒されることはあると思います。ただひとの線維が細胞は永遠に増え続けることがないので淘汰されそうな気もします。線維が細胞が増殖しないようなコンディション(低カルシウムなど)で増殖できる細胞なら意外と楽かもしれません。組織からがん細胞を選択的に分離できるとするキットがありますが、これって継代のときも使えるのかしら。その他足場非依存性を利用してソフトアガーでコロニーを作らせるとがん細胞を選択的に増やせますが、、、それなら直接3Dで培養したらという気もします(がん細胞に純化したほうがいいのかなどで違うかもしれませんが)。
私のやったのはCell line化がすでにされたよく使われる細胞でしたが、参照したプロトコールに基づいて細胞が死んで効率が悪くなるのを防ぐ目的でY-27632をいれてました。 |
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