他と違う結果が出たから間違えているという風に思うのは弊害があると思います。確かに実験系など慎重にチェックすることは大事ですが。
mTORの研究をしているわけではないので参考にならないかもと思いますが、一つだけ確認しておいたほうが良さそうなのは、Doseを減らしてphosphoは抑制されていて、タンパク量が変化ないというのが見られるかどうかぐらいはしておいてもいいかと思います。あとは処理時間とか.
mTOR発現の変化は病変などで見られています。直接的ではないですけど、そういうのは参考になるかもです。平たい机上の空論をするとある病態でmTOR発現が上がり、rapamycinで病態が収まるなら、mTORの発現も正常化に向かってもそんなにおかしくはありません(あまりにも具体的でなく議論にはなりませんが)。
そういうことでとりあえずはmTOR発現制御で少し調べてみてもいいのかもしれません。
Marques-Ramos, A., Cervantes, R. Expression of mTOR in normal and pathological conditions. Mol Cancer 22, 112 (2023). https://doi.org/10.1186/s12943-023-01820-z |
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