これはカルボン酸が付いたマグネット表面にPEGと高濃度の塩の存在下でDNAが吸着するというMITの特許の方法ですね。カルボン酸が付いたマグネットならいいので、AMPureよりもだいぶ安いcarboxylate magnet beadsを使った代替法がよく知られてます。//nondomain.org/archives/1153
私もこれでしばらくやってましたが、同じことが二酸化ケイ素(いわゆるsilica)表面でも起きるので、最近ではもっぱら二酸化ケイ素粉末を20%PEG6000/2.5M NaClに懸濁させたものでやってます。コストはほとんどかかりません。2500円で、研究者人生を10回繰り返すくらいのサンプル数がこなせます。マグネットの代わりに遠心操作を使うので好みもあるでしょうが、回収能率はこちらの方が高く、EDTAも安心して使えます。 |
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