質問から時間が経過していまっていますが、念の為ご報告させていただきます。
今回は、厳密な発現量の調節が必要ない系だったため、
HEK293Tに、PEIを混入させてしまったプラスミド溶液をそのまま使用しました。
結論から申しますと、PEIが混入していても、ウエスタンで確認する程度の過剰発現では問題はありませんでした。
別チューブに、Opti-MEM 60uL、PEImax 6uL(相当)、プラスミド 5ugを加えてボルテックスで混合し、
10min 静置後細胞に添加しました。
プラスミド溶液は凍結融解したもので、白濁していたような気がしたのでかなり念入りにタッピングしたのち使用しています。
このライセートのウエスタンを確認したところ、PEIを混入させていない溶液と比べ、細胞の状態、過剰発現具合にほとんど変化は認められませんでした。
私の場合、もともとmaxi prepで取っていたこともあり、DNA溶液の濃度が高く(1ug/uL以上)、
混入したPEIの影響は小さかったものと思われます。
ですので、今のところはエタ沈などはせず用い、今後問題が出てきたら検討しようと考えています。
今後、同じミスをしてしまった方の参考になれば幸いです。
ご回答いただいた皆様、ありがとうございました。 |
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