DMSOに溶けた状態の蛋白質の濃度はどのくらいですか。
溶媒のDMSOは原液(100%)ですか。
タンパク質は精製品ですか、それとも細胞や組織のライゼートなどですか。
グアニジン塩酸塩はSDSと相性が悪く、混ぜるとSDS and/or guanidineが不溶化して沈殿しますのでSDS-PAGEするならば避けるべき変性剤です。グアニジン塩酸塩で溶けるならば似たような変性作用を持つ変性剤である8M Ureaにも溶けると思います。UreaはSDSとも相性がよく、Ureaを含むサンプルをSDS-sample bufferと混ぜて、SDS-PAGEで泳動することは普通にします。ただ高濃度Ureaを含むsampleは加熱処理はしない方がいいです(SDS buffe、r還元剤入れてから室温で1ないし2時間orそれ以上放置でOKと思います。高温で加熱すると、熱でUreaが分解して生じる変なものがタンパク質のアミノ酸側鎖を修飾することがあるので) |
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