SDSPAGEで流すときに1gの蛋白に1.4から1.7gのSDSがつくことから、これ以上のSDSが溶液に必要となります(原理に忠実な計算をすれば)。その状態でボイルして完全に変性させて置けば理屈上蛋白は変性状態で保存が可能と言えます。SDSサンプルバッファーを必要量いれてボイルすればほぼそのような状態になります(大抵のレシピは終濃度1から2%)。
別にLysisするときはRIPAでもいいですが(サンプルバッファーや高濃度SDSで溶出するのとRIPAで溶出するのでは溶出され方が違うのでそれを見極めることになる)、SDSPAGE用サンプル調製したあと保存するのがいいと思います。ただしそれでも完璧ではないでしょうからそんなに容量が小さくなくてもいいから分注しておくほうが無難かと思われます。
RIPAで保存するのはIPするとか何か活性を見ないといけないとかいう場合などでしょう。
ところでコラーゲンってボイルで徐々にアグってくるとかないでしょうか? |
|