励起光波長が488 nmなど比較的短い場合は自家蛍光とのクロストークが見えることも多いです。
その場合、647 nmやさらに近赤外の励起光に対応した蛍光色素で抗体染色すると、自家蛍光の問題が改善することがあります。
コラーゲンの代替物はフィブロネクチンやラミニンなどが使えるかもしれませんが、どのような細胞の初代培養かで選択肢が異なると思います。
コーティング剤は初代培養においてかなり重要な要素なので、お使いの細胞種とアッセイ系で論文報告のある代替品を優先的に試すべきでしょう。
コラーゲンの濃度を下げて自家蛍光を低減することも検討に値するかもしれません。 |
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