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LC-MSにおけるピークが消えた原因 トピック削除
No.13182-TOPIC - 2025/12/15 (月) 16:39:45 - ポリフェノール
お世話になっております。

現在、UPLC-QTRAP5500 を用いてポリフェノール(procyanidin B2)標品の測定を行っております。
先々週、新規購入した Waters ACQUITY UPLC BEH C18(1.7um,2.1×100 mm) を使用して測定した際には、RT 7.5 min 付近に綺麗なピークが確認できていました。

しかし今週、同条件で測定したところ、ピークが RT 1.5 min に大きくシフトし、7.5 min には全くピークが見られなくなる現象が起きています。

なお、カラムの使用回数は今回が2回目(前回1回のみ使用)
バックプレッシャーの変化は特に無し
グラジエントは設定どおり正常に動作していることを確認済です。

カラムを一定期間使用しない際には、洗浄後にアセトニトリル(100%)で置換し保管しておりました。
過去にも同様の現象が散発的に起きているため、困っている状況です。

同様の経験をお持ちの方、あるいは原因として考えられる点についてご教示いただけますと幸いです。

実験条件
移動相A:MQ + 0.1% ギ酸
移動相B:メタノール + 0.1% ギ酸
グラジエント(B%):
 0-1 min:5% → 5%
 1-7 min:5% → 25%
 7-9 min:25% → 95%
 9-12 min:95% → 95%
 12-12.1 min:95% → 5%
 12.1-15 min:5% → 5%
カラム:ACQUITY UPLC BEH C18
カラム温度:40 ℃
流速:0.3 mL/min
注入量:2uL
 
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(無題) 削除/引用
No.13182-5 - 2025/12/17 (水) 18:09:07 - mms
今回の測定前にアセトニトリルで置換していましたか。
サンプル測定前に溶媒などのブランクを測定した上で1.5minになっていますか。
連続して測定しても1.5minになりますか。
7.5minで検出されたシグナル強度と1.5minで検出されたシグナル強度は同程度ですか。

質問の意図としては、RTが明らかに早くなった場合は以下の可能性があるからです。
1.溶出力の高い移動相(今回はアセトニトリル)が十分に平衡化されておらず流路に残っていたため、カラムに保持されなかった
2.溶出されたように見えるが実は大部分がカラムに保持されたままで、アセトニトリルで溶出されたものが検出されてしまっている

(無題) 削除/引用
No.13182-4 - 2025/12/16 (火) 18:13:26 - TS
なぜかカラムが保持しにくくなっているということですよね。

新品同様のカラムのようなので、カラムがダメになっているとは考えにくいですし、検出はMS/MSですか? シングルMSだとしても、標品が分解していれば、検出できなくなるはずなので、標品もインタクトである可能性が高い気がします。

標品は何に溶かしていますか。100%メタとかだと、物質にもよりますが保持が悪くなって、テーリングしたり、ピークが割れたりすることはあると思います。注入する溶媒はなるべく初期条件に近いほうが安全とは思います。溶出されるときのグラジエントを考えると、メタ濃度は50%以下くらいにはしたいかなと言う印象です。ただ7.5分が1.5分にずれるとは考えにくいですが。

溶媒調整、グラジエントのセッティングが間違ってないのであれば、明確な原因は思いつきにくいです。Watersのサポートはしっかりしてますので、そちらに聞いてみてはどうでしょうか。

ほかのポリフェノールとかは同時測定してないですか。

(無題) 削除/引用
No.13182-3 - 2025/12/16 (火) 14:50:04 - T-2
同じく詳しくはないですが、
標品の調整法はどのようにされているか。
標品は毎回調製しているか。
UVで検出した場合、RT 7.5minにピークが見られるか。

(無題) 削除/引用
No.13182-2 - 2025/12/16 (火) 12:53:59 - qq
詳しくないのですが、レスがつかないので、
メタノール+0.1%ギ酸の持ちが悪いってことはないかね?エステル化するとか?

LC-MSにおけるピークが消えた原因 削除/引用
No.13182-1 - 2025/12/15 (月) 16:39:45 - ポリフェノール
お世話になっております。

現在、UPLC-QTRAP5500 を用いてポリフェノール(procyanidin B2)標品の測定を行っております。
先々週、新規購入した Waters ACQUITY UPLC BEH C18(1.7um,2.1×100 mm) を使用して測定した際には、RT 7.5 min 付近に綺麗なピークが確認できていました。

しかし今週、同条件で測定したところ、ピークが RT 1.5 min に大きくシフトし、7.5 min には全くピークが見られなくなる現象が起きています。

なお、カラムの使用回数は今回が2回目(前回1回のみ使用)
バックプレッシャーの変化は特に無し
グラジエントは設定どおり正常に動作していることを確認済です。

カラムを一定期間使用しない際には、洗浄後にアセトニトリル(100%)で置換し保管しておりました。
過去にも同様の現象が散発的に起きているため、困っている状況です。

同様の経験をお持ちの方、あるいは原因として考えられる点についてご教示いただけますと幸いです。

実験条件
移動相A:MQ + 0.1% ギ酸
移動相B:メタノール + 0.1% ギ酸
グラジエント(B%):
 0-1 min:5% → 5%
 1-7 min:5% → 25%
 7-9 min:25% → 95%
 9-12 min:95% → 95%
 12-12.1 min:95% → 5%
 12.1-15 min:5% → 5%
カラム:ACQUITY UPLC BEH C18
カラム温度:40 ℃
流速:0.3 mL/min
注入量:2uL

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