いつもお世話になっております。
マウス小腸における免疫染色についてご相談に乗っていただけたらと思い投稿させていただきました。
現在、マウス小腸のパラフィン切片でDAB染色を行なっております。
染色条件は以下の通りです。
対象組織:マウス小腸(パラフィン)
固定時間:オーバーナイト(4% PFA 冷蔵庫 約18 h)
一次抗体:anti-内分泌タンパク(Rabbit IgG)(4℃, overnight)(ポリクロ)
二次抗体:マウス由来 HRP標識 anti-Rabbit IgG(室温, 1 h)(モノクロ)
発色時間:4 min
賦活化条件:クエン酸 pH6, 20 min(温浴法)
免疫染色によるシグナルが確認できた(ネガコン等で確認した上で)ため、一次抗体および二次抗体濃度の条件検討を行っているのですが以下のような課題に悩まされております。
1. S/N比改善の限界(バックが濃い)
2. 染色ムラ(小腸をロール状に形成して固定しているのですが、ロール中心と外側で染色にムラがあります。(中心が薄く、外側が濃い))
教えていただきたいのは以下の点についてです。
1. マウス組織に対してマウス由来二次抗体を使用した時のS/N比への影響の程度
2. HRP標識二次抗体はポリクロとモノクロどちらがいいか
3. マウス小腸パラフィンブロック作成時の固定時間
4. ほかに考えられる染色ムラの原因
よろしくお願いいたします。
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