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レンチウイルス感染での導入が一過性である問題 トピック削除
No.13196-TOPIC - 2026/01/06 (火) 00:04:29 - レンチ
お世話になっております。

非常に困っておりましてご意見いただけたらトピックを立てさせていただきます。

pLVX-Puroにクローニングしたヒト遺伝子(Kozak-ATG-STOPまで)をマウスやヒトの細胞に発現させるため、lentivirusを作製し、感染導入を行いました。

このベクターからは異なるプロモータによりそれぞれヒト遺伝子とPuro抵抗性遺伝子が発現し、感染導入後、48時間でpuromycinを2 ug/mlで加えています。非感染細胞のコントロールはこのやや高めの濃度で72時間も処理すれば全滅します。

ヒト遺伝子を搭載したウイルスの感染効率は3-5割ほどで、敢えて半分ほどは死ぬようなウイルス濃度で感染させています(といってもMOIを測定しているわけではありません。)。

その後、増えてきた細胞をflow cytometryやqPCRを行うのですが、promoterのサイレンシングが起きているのか、発現が見られなくなることが多々あります。

この問題を回避するためにヒト遺伝子-IRES-GFPや、ヒト遺伝子-IRES-Puroを今後使っていく予定でプラスミドを構築し始めていますが、ここでお聞きしたいのはpromoterのサイレンシングはレンチウイルス感染実験ではつきものでしょうか?それともサイレンシング以外に、何かtransgeneがゲノムから抜け落ちてしまうようなことが起きているのでしょうか。

新年早々大変恐縮ではありますが、どうか経験豊富な方からご意見いただけましたら幸いに存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。
 
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(無題) 削除/引用
No.13196-3 - 2026/01/06 (火) 13:12:43 - う
ウイルスで導入して薬剤選択しても発現しなくなることはよくありますよ。

プロモーターやベクターを変えるのが正攻法ですけど、flow cytometryで発現している細胞だけ再ソーティングするとか(生きたままできるならflow cytometryできるなら)、発現しているうちに実験を終えてしマウとか、私ならします。

>ヒト遺伝子を搭載したウイルスの感染効率は3-5割ほどで、敢えて半分ほどは死ぬようなウイルス濃度

感染効率は3-5割ほどで、半分ほど死ぬのは過剰発現が致死性の遺伝子かもしれないですね。

(無題) 削除/引用
No.13196-2 - 2026/01/06 (火) 07:50:51 - おお
CMVプロモーターがサイレンシングを受けやすいというのはよく聞きますね。対象の細胞や導入した遺伝子にもよると思いますが、強いプロモーターはそういう傾向が強いという印象です。

例えば細胞の増殖を抑えたり、恒常的発現が細胞に対して生理的に好ましくなかったりしたら、あまり発現してない細胞群がドミナントになるのは想像できます(机上の空論かもしれませんが、経験上そんな印象があります)。

doi: 10.1089/scd.2006.0057
doi: 10.1038/mt.2012.46
全体的にはPGKがより発現が安定しているケースが多いようです。お示しのベクターの薬剤耐性マーカーはPGKで発現させてますね。

レトロよりレンチのほうがサイレンシングが起こりにくいという記述も見た気がしますが、現状起こっているというのも上記文献などからわかります。

そういうことが起こるのを避けるためにTet inducibleなプロモーターにするという手もありますね。

レンチウイルス感染での導入が一過性である問題 削除/引用
No.13196-1 - 2026/01/06 (火) 00:04:29 - レンチ
お世話になっております。

非常に困っておりましてご意見いただけたらトピックを立てさせていただきます。

pLVX-Puroにクローニングしたヒト遺伝子(Kozak-ATG-STOPまで)をマウスやヒトの細胞に発現させるため、lentivirusを作製し、感染導入を行いました。

このベクターからは異なるプロモータによりそれぞれヒト遺伝子とPuro抵抗性遺伝子が発現し、感染導入後、48時間でpuromycinを2 ug/mlで加えています。非感染細胞のコントロールはこのやや高めの濃度で72時間も処理すれば全滅します。

ヒト遺伝子を搭載したウイルスの感染効率は3-5割ほどで、敢えて半分ほどは死ぬようなウイルス濃度で感染させています(といってもMOIを測定しているわけではありません。)。

その後、増えてきた細胞をflow cytometryやqPCRを行うのですが、promoterのサイレンシングが起きているのか、発現が見られなくなることが多々あります。

この問題を回避するためにヒト遺伝子-IRES-GFPや、ヒト遺伝子-IRES-Puroを今後使っていく予定でプラスミドを構築し始めていますが、ここでお聞きしたいのはpromoterのサイレンシングはレンチウイルス感染実験ではつきものでしょうか?それともサイレンシング以外に、何かtransgeneがゲノムから抜け落ちてしまうようなことが起きているのでしょうか。

新年早々大変恐縮ではありますが、どうか経験豊富な方からご意見いただけましたら幸いに存じます。
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