H2O2は膜を透過しますのでミトコンドリア、ベルオキシソームなどで発生したH202は細胞質に発現しているカタラーゼで分解されます。実験で使われる細胞がミトコンドリアなど他の発生源のH2O2が無視できるような系(量が大きく違うとか)であればH2O2の測定で可能かと思われますが、そのような文献があるのでしょうか。
酵素活性などを図るという意味では10から20年年前から蛍光色素を使う方法がこの酵素に限らず色々と開発されてきています。
Uchinomiya S, Nagaura T, Weber M, Matsuo Y, Zenmyo N, Yoshida Y, Tsuruta A, Koyanagi S, Ohdo S, Matsunaga N, Ojida A. Fluorescence-Based Detection of Fatty Acid β-Oxidation in Cells and Tissues Using Quinone Methide-Releasing Probes. J Am Chem Soc. 2023 Apr 12;145(14):8248-8260. doi: 10.1021/jacs.3c02043. Epub 2023 Apr 3. PMID: 37011039.
https://www.funakoshi.co.jp/exports_contents/81517
とここまで書いておいてFAO活性はミトコンドリアにもありますから、その区別がつかないですね。。。Peroxi_SPY555とかペルオキシソームマーカーと組み合わせれば区別がつくかもしれませんが、定量がどんどん難しくなってしまいますね。
Violante S, Achetib N, van Roermund CWT, Hagen J, Dodatko T, Vaz FM, Waterham HR, Chen H, Baes M, Yu C, Argmann CA, Houten SM. Peroxisomes can oxidize medium- and long-chain fatty acids through a pathway involving ABCD3 and HSD17B4. FASEB J. 2019 Mar;33(3):4355-4364. doi: 10.1096/fj.201801498R. Epub 2018 Dec 12. PMID: 30540494; PMCID: PMC6404569.
こちらの文献ではミトコンドリアのFAO活性をインヒビターで抑制してペルオキシソームのFAOを見てますね。このような工夫が必要と思われます。
中途半端な回答になってしまいすいませんでした。 |
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