いつも勉強になっております。
今回、可溶性フラクションには来るものの、アグリゲーション(不均一な多量体形成)してしまうタンパク質について改善方法があればと思い、質問致しました。
このフォーラムでもよくある質問として「インクルージョンボディにくるタンパク質を可溶性画分へ誘導する方法」があります。その答えとして、培養法の改良による解決(低温誘導など)や可溶化剤(Triton, アルギニンなど)、コンストラクションの改良(可溶性タグ、pColdなど)が挙げられてきました。
これらの方法はアグリゲーション対策にも有効でしょうか。
コンストラクションの改良はアグリゲーションに直接的に関係しますので、重要であることは承知しています。しかしながら、例えば、培養条件を見直すことで改善することはあるのでしょうか。また、高濃度アルギニンなどは有効でしょうか?
実験的には共通する部分もあるかとは思いますが、特にアグリゲーションに有効な方法が無いかと探しています。
よろしくお願いします。 |
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