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        | 便乗質問失礼します。 当方も質問者さんと似たようなトラブルに困っています。
 
 マウスを免疫後に鼠径リンパ節を回収し、リンパ節細胞を抗原で再度刺激し、上清中のIL-4、IL-17、IFNg濃度の測定をELISAで試みています。
 mediumはRPMI/10%FBS/20microM 2-ME です。
 
 上記のサイトカインを測定したところmediumだけのwellと同じ値で検出できませんでした。
 増殖assay(BrdU)では刺激による明らかな増殖は認めませんでした。
 
 ELISAの検量線用のスタンダードはうまく反応が出ていますので、ELISAキット(R&D)自体には問題はないと思います。
 ※今回、ポジコンとしてのconAなどは用意していません。
 
 
 このトピックを見て、もしかして2-MEの量を調整時に間違えて高濃度加えてしまい、細胞毒性が出ているのかも、とヒヤッとしているところです。
 
 
 質問です。
 #1、もし最初の質問者さんの書かれているような200mMとか20mMとか通常の1000倍量を入れてしまった場合はやはり毒性が出てしまいますでしょうか。
 もしそんな高濃度を試されたことがある人がいましたら教えてください。
 
 #2、リンパ球培養に使う濃度の20-50マイクロMで2-MEを調整した場合、多少臭いますでしょうか.
 この培地は初めて調整したのですが、ほんのり2-MEの香りがします。もちろんウエスタンのサンプルバーファーのような強い臭いではないですが。
 20-50マイクロMで2-MEを調整した場合、多少2-MEの臭いがする、ということでいいでしょうか。
 
 #3、サンプル回収時に細胞は遠心して除いたほうがいいでしょうか。
 今回培養上清をチューブに移し、そのまま-80Cに2週間ほど保存しました。
 ネットの情報で、「培養上清を回収した際はチューブを遠心して細胞などを落としてから、上清を凍結するように。もし細胞が混入すると内因性のプロテアーゼでサイトカインも分解されてしまう」という記載を見ました。
 細胞成分を取り除かなかったことがどの程度Criticalでしょうか。
 
 よろしくお願いします。
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