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        | >[Re:5] WInter8さんは書きました : > グルタミンだけが不安定と言うわけではないのでは。
 > アミノ酸の中では、システインが酸化されやすくおそらく最も不安定でしょう。
 > 長い親水性側鎖をもつアミノ酸はどれも不安定だと思いますよ。
 > ただ、37℃で温めた程度ではほとんど分解されないとは思いますが。
 > 培地に入れた全てのグルタミンが分解されるのではなく、
 > 多く見積もって1割程度の分解であったとしても、実験の再現性に関わってくる問題なので、
 > ラボのルールとしてそのように決まっているのだと思います。
 
 そうですよね。システインの方が不安定そうですね。でも合成できるから問題ないんですね。そう考えるとグルタミンが不安定なことはそれほど特殊なことではなさそうですね。
 
 >[Re:4] APさんは書きました :
 > また、個体では腸内に住み着いている腸内細菌からの栄養素供給があるわけで、細菌の窒素同化の第一段階としてグルタミンは盛んに作られます。食物から全く摂取しなくてもグルタミンは供給されるので、欠乏症にならない、すなわち必須アミノ酸でないとみなされる、というストーリーもありえます。アミノ酸ではないけれど、ビオチンとかfolateはヒトには必須ですが合成経路がありません。にもかかわらず摂取しなくても欠乏症にならないのでビタミンとはみなされていません。それは腸内細菌が合成して供給してくれるからです。
 
 なるほど。ほ乳類ではすべての細胞が作れるわけじゃなく、細菌なども重要なんですね。
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