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              | ご教示、お願い申し上げます。 
 FACS解析についてです。
 ヒトリンパ球を検体としているのですが、EDTA全血とヘパリン採血後のFICOLL分離検体で、結果が大きく乖離するのです。
 
 全血検体はBDプロトコールに従い、全血で抗体反応後、溶血剤で処理したのちに測定しております。FSC VS SSC DOT PLOTはきれいです。
 分離検体はFICOLL分離を速やかに行い、こちらもFSC VS SSC DOT PLOTはきれいです。どちらもリンパ球がきれいに集団で見ることができます。
 
 PE、FITC,APC3種で染めて測定しました。
 いずれもisotype contはきれいにnegativeです。
 
 まずリンパ球をゲートしてPE vs FITCでのquadrant statを算出しましたが、4分画の%が大きく異なるのです。たとえば、UL分画がEDTA全血15%に対し、分離検体は32%です。
 またAPC vs FITCで展開したものについても、EDTAではAPC抗体の陽性が6%あるのに対し、分離検体では0.9%です。
 
 分離検体では分離の作業により若干のデータの差が生じることは承知しておりますが、なぜこんなに乖離するのでしょうか。また、どのように対処すればよろしいのでしょうか。
 
 未熟な質問で申し訳ございませんが、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 
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