| 
            
              | 現在免疫染色のための抗原賦活化条件検討を行っております。
 
 指導の先生からの助言で賦活化は行ったほうがいいとのことで条件検討をしています。
 
 凍結切片
 サンプル:マウス皮膚
 固定:4%PFA
 厚さ:3μm
 乾燥:ドライヤー(30分)→冷凍庫(2h)
 スライド:APSコート付
 今までの検討:
 オートクレーブ(120度15分)ではほとんど剥がれてしまいました。
 ProteinaseK(0.4mg/ml/0.05 mol/L Tris-HCl、pH 7.5.(37度, 5分・10分・15分))orトリプシン(1%トリプシン/PBS(37度, 5分・10分・15分))の条件では、すべての条件の組織がばらばらになってしまいました。ややProKのほうがダメージが少なかったように感じました。
 
 今回の検討:ProKの濃度が高かったことを考慮し、今回は、ProteinaseK(20μg/ml/0.05 mol/L Tris-HCl、pH 7.5.(37度, 5分・10分・15分))でチャレンジしたところ5分の条件でも組織の剥がれと崩れがででしまいました。
 
 今考えている問題点:
 薄切手技の問題→重なり等がありスライドに密着していない
 サンプルの問題→固定がうまくいっていない。体感的にいつもよりやや組織が柔らかい気がしました(しかし先生が固定したサンプルをお借りしているので固定に不備があったとは思いにくい)
 乾燥の問題→乾燥が甘い
 
 以上の問題点以外に考えられる問題はありますでしょうか。
 なかなか条件検討すら進まず悩んでいます…
 アドバイス等もございましたら何卒宜しくお願い致します。
 
 |  |