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        | おおさん 返信が大変遅れましたこと申し訳ありません。 
 早速行ってみましたが、コロニーゼロでした。
 
 手順は以下の通りです。
 
 1-興味ある遺伝子が既に挿入されたplasmidをテンプレートに、Pfu ultra IIでPCR。
 
 2-電気泳動にてシングルバンドを確認しつつ、予想される分子量のバンドをゲルから切り出し、精製
 
 3-精製されたことを電気泳動にて確認。
 
 4-同時並行で挿入したいplasmid backboneをEcoRVで2時間, 37℃でcut
 
 5-電気泳動にて、plasmid backboneをEcoRVで切ったもの、切っていないもので比較し、EcoRVがきちんと働いている事をplasmid backboneの移動度の違いにより判定
 
 6-EcoRV処理したplasmid backboneをQia Quick spin colomnで精製
 
 7-plasmid backbone : insert = 1:3でligation, 4℃冷蔵庫, 24 hrs.
 
 8-ligationサンプルの入ったチューブを室温で5 minほど放置
 
 9-Qia Quick spin colomnで精製(ligaseを除くため)
 
 10-EcoRVを加え、1時間, 37℃でcut(未消化plasmid backboneを完全に切断するため)
 
 11-DH5alphaに形質転換
 
 12-Zeocinにて薬剤選択
 
 13-オーバーナイト, 37℃でコロニーゼロでした。
 *今回、DH5alphaの残量が限られていたため、negacon(insert無しのもの)は行いませんでした。
 
 もう何がなんだかさっぱりです。DH5alphaのコンピテンシーは自作ではあるものの、10^8はあるものを使いました。workすることは確認済みです。ラボを変えて以降一度もクローニングに成功していません。PCRは上手くいっていそうなのに、TAクローニングでさえ上手く行かないこと、プライマーを大幅に変えてもうまくいかないことなどから精神が疲弊してきそうです。
 
 今回は他の方からの質問があったようなリン酸化、脱リン酸化などは考えずに行っています。
 プライマーはIDTというところから購入しました。前のラボではsigmaでした。
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