Bio Technical フォーラム

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No.3284-57 - 2014/08/23 (土) 10:15:45 - ばいあ
なぜか上手くいかなくて、苦労した挙句、原因不明のまま上手くいくようになったことも何度かあります。そういうときもあります。

TAクローニングもできないのは困りましたね。大腸菌が嫌う配列になっているがあるらしいという噂は聞きますが・・・。あるいはインサートを含む配列が発現して悪さしているとか。

EcoRV/BglIIの方はベクターが両サイトが接近していることはないですか?
酵素がDNAに付く足場がなくなっている可能性もあります。

それとは別にEcoRVだけ、BglIIだけでベクターを切って切れているか確認しましょう。

あと、ベクター、インサートも極力ゲルから回収しない。PCR産物をゲルから回収しているみたいだけど、テンプレート由来のコロニーなんてちゃんとできていればなかなか拾うことはないです。PCR産物はシングルバンドなんでしょ?

PCRのあとはカラム精製で十分でした。

(無題) 削除/引用
No.3284-56 - 2014/08/23 (土) 09:09:36 - qw
>ベクターに逆向きにインサートが入ってしまったりインサートがいくつも
PCR断片をリン酸化しないで、ブラントカットしたベクターを脱リン酸しなければ、ライゲーションで一つしか入りません。
そうすると、セルフライゲーションが圧倒的に多いだろうから、それをリカットで切り捨てるのです。

(無題) 削除/引用
No.3284-55 - 2014/08/23 (土) 09:03:59 - おお
>[Re:54] あさんは書きました :
> 全て読んだわけではないんですがPfuポリメラーゼで増やしたものをブラントエンドで入れた場合には、ベクターに逆向きにインサートが入ってしまったりインサートがいくつも入ってしまったり、あるいはベクター同士で再環状化だとかインサート同士で再環状化してしまうことあると思うんですが、目的とするものっていうのはどれくらいの頻度で取れてくるんですか?


通常のブラントの方法でしたら(つまりプラスみどがわを脱リン酸、insert 側をリン酸かしたばあい)、まあ50%ぐらいはインサートが入っているのがとれますね。まあ難しさとかいろいろあるのでその半分にくらいの効率になることはありますけど。なのでインサートが入ってないligation productを制限酵素で消化できるようなデザインにしておくと楽になります(そうすることでベクター側の脱リン酸が必要でなくなっり、インサートのリン酸化もいらなくなるので)。あるいは大過剰のinsertを入れることによって、インサートのはいったプラスみどの割合を増やすことができます。得られてくるコロニーの数は下がってきますが。短いフラグメントなら、ベクターの脱リン酸化しなくてもかなりの効率でインサートが取れるようになるようです。

向きについては理論上50:50ですけど、まあ若干偏ることはあるでしょう、1:4ぐらいの時もありました。

タンデムにつながったものは頻度としては非常に低いのでinsertの末端がリン酸化されていてもあまりとれてきません。プライまーの5'まったんは依頼しない限りリン酸かされてないので、インサートどうしでligationはおきません。

いちど末端がリン酸化されたinsertでタンデムにつながったインサートをもったプラスみどが得られたことがありますが、インサートを大過剰にいれた場合で、20個に一個あったかなという感じです。ふだん10個いないのpick upで済ませようとしていることがおおいので、あまり割合としては当てにならない数字ですけど。

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No.3284-54 - 2014/08/23 (土) 05:41:58 - あ
全て読んだわけではないんですがPfuポリメラーゼで増やしたものをブラントエンドで入れた場合には、ベクターに逆向きにインサートが入ってしまったりインサートがいくつも入ってしまったり、あるいはベクター同士で再環状化だとかインサート同士で再環状化してしまうことあると思うんですが、目的とするものっていうのはどれくらいの頻度で取れてくるんですか?

(無題) 削除/引用
No.3284-53 - 2014/08/22 (金) 03:34:26 - おお
あとわたしの知り合いは2Lほどの水がはいるice bucketに十数度に調整した水を満たんにいれて、サンプルをつけて、蓋をしてONで反応させてました。initialの温度は何度にしていたのかよくわかりません。

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No.3284-52 - 2014/08/19 (火) 15:42:19 - おお
>また、16度でなく、冷蔵庫(4℃)でもligation反応は進むのですね。驚きました。

まあ家庭用のちゃっちい冷蔵庫にガンガンにつまった状態で開け閉めもまあまあやるような冷蔵庫を使ってましたから厳密に4度に保たれたとはとても思えないようなものでした。。。10度ぐらいで上がり下がりしてたのではと、温度調整できるほうが確かに結果にむらがないともいえるかもしれません。冷蔵庫にいれてたのは16度で管理するシステムがなかった時にやってたくせです。

(無題) 削除/引用
No.3284-51 - 2014/08/19 (火) 15:15:01 - EcoRV/BglII
おおさん

大変詳しい解説と考えもしなかったご提案をいただき誠にありがとうございます。

早速プライマーを発注しました。これできっと上手くいくはず、そう思いながら進めて行く事にします。ありがとうございます。

> わたしはどんなときでもなるべくオーバーナイトです。温度は適当でとりあえず冷蔵庫の中にほりこんでいます。難しいという感覚があるときは翌日すこしligaseを追加してさらに室温でしばらくおいてます(30分とかですかね)。まあ電気えいどうの結果で、今までのやり方で酵素はきいていることがわかっていますのであまりいじる必要もないでしょうけど。

「どんなときでもなるべくオーバーナイト」。こういう経験に基づいた感覚を教えてくださりありがとうございます。少しでも成功する確率があがるように、十分に反応させることにします。また、16度でなく、冷蔵庫(4℃)でもligation反応は進むのですね。驚きました。

> ligationと同時にきるのもありかとおもいますので、ligase mixに加えてligationしてもいいでしょう。ねんのためligationの最後に37度5minぐらいのincubationすればいいかと。

これまた斬新で考えもしませんでした。同時にligationとEcoRV処理する場合にも冷蔵庫で十分なんでしょうかね・・最後の37℃, 5 minでも十分という感覚なんですね。

ただやはり同時の処理だとEcoRVでの切断とligaseによる自己再連結が交互に起こるような印象です。インサートを圧倒的な量比でいれれば欲しいものは取れるんでしょうかね。ligaseをQia quick spin colomnで除いた後、EcoRVで処理した方が感覚的には安心な気がしますね。。とにかく一度行ってみます!ありがとうございます。

(無題) 削除/引用
No.3284-50 - 2014/08/19 (火) 00:18:28 - おお
>[Re:49] EcoRV/BglIIさんは書きました :
> おおさん
>
> この度も誠にありがとうございます。
>
> > 困ったときのブラントライげーしょんを一応提案しておきます。制限酵素配列のtag抜きでプライまーを設計します。ベクター側EcoVで切れるのでそちらはそれできります。pfuで増幅したものをligationして、そのあとEcoVできります。PCRプロダクトの末端がEcoVのきれた半分の配列になってなければ、selfligation productsはきられてしまいますので、transformationでselfligation productのコロニーができません。
>
> ご教授いただいた方法、理解できました。この場合でしたらTAクローニングも必要ありませんし、EcoRVを利用する利点も理解できました。
>
> 一点確認ですが、「制限酵素配列のtag抜きでプライまーを設計します。」という文章ですが、これはつまり制限酵素認識配列もその足場となる数塩基も必要なく、必要とする最少配列のみのプライマーとするということでよろしいでしょうか?この方法であればBglII(残量が極僅か。。)を使う必要もありませんし、EcoRVの3'にEcoR1がありますので、インサート有無の切り出し確認はEcoR1とBglIIでできそうです。

ブラントでいれるんだから、制限酵素の配列すら必要ないでしょうということです。つけてもいいですが、足場になる部分も必要ありません。今のプライまーではPCRプロダクトにEcoRVが入るのでできませんけどね。SmaIやほかのブラントの酵素が利用できればそれでもいいかもしれません。

>
> もう二点よろしいでしょうか?
> 私はRocheのDNA ligation kitというものを使用しています。このキットの売りは常温、5 minでligationができるというものです。
>
> このblunt ended ligationの場合にも、おおさんはキットの時間、温度に従われますか?
> それとも16度, オーバーナイトの方がベターでしょうか?

わたしはどんなときでもなるべくオーバーナイトです。温度は適当でとりあえず冷蔵庫の中にほりこんでいます。難しいという感覚があるときは翌日すこしligaseを追加してさらに室温でしばらくおいてます(30分とかですかね)。まあ電気えいどうの結果で、今までのやり方で酵素はきいていることがわかっていますのであまりいじる必要もないでしょうけど。

>
> もう一つは、ligation後にEcoRV処理をしてバックグラウンドを下げるとありますが、ligation後にはやはりカラムで精製•バッファー交換した方がいいですか?それとも熱処理などをしてligaseを失活させたところにEcoRVを加えた方がいいのでしょうか?(バッファーの至適度にもよりますが。。)ligation産物のQia quick spinカラムでのロスを考えると失活させた方がいいのかなと思ってしまいました。

ligationのバッファーは単純なものはNEBだと制限酵素のbuffer 2とか、そんなものだと思います。なのでEcoRVならそのまま入れてもだいじょうぶです。ligationと同時にきるのもありかとおもいますので、ligase mixに加えてligationしてもいいでしょう。ねんのためligationの最後に37度5minぐらいのincubationすればいいかと。

キットによってはPEGが入っている場合もあります。PEG中で制限酵素がきくかどうかよくわかりません。そういうときはエタチンを一度かますだけでいいでしょう。あまり変性とか考えなくていいです。

(無題) 削除/引用
No.3284-49 - 2014/08/18 (月) 14:39:32 - EcoRV/BglII
おおさん

この度も誠にありがとうございます。

> 困ったときのブラントライげーしょんを一応提案しておきます。制限酵素配列のtag抜きでプライまーを設計します。ベクター側EcoVで切れるのでそちらはそれできります。pfuで増幅したものをligationして、そのあとEcoVできります。PCRプロダクトの末端がEcoVのきれた半分の配列になってなければ、selfligation productsはきられてしまいますので、transformationでselfligation productのコロニーができません。

ご教授いただいた方法、理解できました。この場合でしたらTAクローニングも必要ありませんし、EcoRVを利用する利点も理解できました。

一点確認ですが、「制限酵素配列のtag抜きでプライまーを設計します。」という文章ですが、これはつまり制限酵素認識配列もその足場となる数塩基も必要なく、必要とする最少配列のみのプライマーとするということでよろしいでしょうか?この方法であればBglII(残量が極僅か。。)を使う必要もありませんし、EcoRVの3'にEcoR1がありますので、インサート有無の切り出し確認はEcoR1とBglIIでできそうです。

もう二点よろしいでしょうか?
私はRocheのDNA ligation kitというものを使用しています。このキットの売りは常温、5 minでligationができるというものです。

このblunt ended ligationの場合にも、おおさんはキットの時間、温度に従われますか?
それとも16度, オーバーナイトの方がベターでしょうか?

もう一つは、ligation後にEcoRV処理をしてバックグラウンドを下げるとありますが、ligation後にはやはりカラムで精製•バッファー交換した方がいいですか?それとも熱処理などをしてligaseを失活させたところにEcoRVを加えた方がいいのでしょうか?(バッファーの至適度にもよりますが。。)ligation産物のQia quick spinカラムでのロスを考えると失活させた方がいいのかなと思ってしまいました。

質問で返してしまい、大変恐縮です。どうぞまたお手透きの際にコメントいただけますと幸甚です。

(無題) 削除/引用
No.3284-48 - 2014/08/18 (月) 14:25:42 - EcoRV/BglII
sevenさん
コメントいただきありがとうございます。

>[Re:46] sevenさんは書きました :
> TAクローニングで進められているようですが、ゲル切り出ししたPCR断片を使っっているにもかかわらず、ごく短いインサートっぽいプラスミドがそこそこの割合でとれているのはおかしいですね。

colony PCRで出たbandは200 bpなのですが、この長さはインサートの入っていないvectorそのものに由来するbandだと思います。そして今思ったのですが、35サイクル回してもうっすらということは、もしかしたらtransformした大腸菌内で増えたプラスミドではなく、TA cloningしたものをLB plateに塗った液を拾っているのかもしれませんね。。


> X-gal後塗りとのことなので青白選択で塗りムラの影響が出ているのかもです。
> 個人的には後塗りより先入れした後プレート作製したほうがムラが出にくいので良いと思います。

X-galはampicillinなどの抗生剤と入れるタイミングは同じですか?また作製したプレートはどの程度までもちますか?私はLBプレートを20枚ほど作製して、使う直前にフレッシュなX-galを塗っています。

> 後はインサートが入っているがプライマーとインサートがアニールして短いバンドが出ているとか。こちらの場合だとコロニーPCRにインサート特異的プライマーを使うかシーケンスしてみるかでわかると思います

明日行ってみます。ありがとうございます。

(無題) 削除/引用
No.3284-47 - 2014/08/18 (月) 13:29:19 - おお
プライまーの設計を考えてみてもいいかもしれませんね。結果を見てすぐ動けるように
困ったときのブラントライげーしょんを一応提案しておきます。制限酵素配列のtag抜きでプライまーを設計します。ベクター側EcoVで切れるのでそちらはそれできります(Bgl IIで何か切り出さないとだめならちょっと話が違ってきますけど)。pfuで増幅したものをligationして、そのあとEcoVできります。PCRプロダクトの末端がEcoVのきれた半分の配列になってなければ、selfligation productsはきられてしまいますので、transformationでselfligation productのコロニーができません。難しいといわれるブラント来げーしょんですが、簡単にできます。もちろんTaqでふやして、PfuとかT4 polymeraseで平滑にしておいてでもいいです。どういうわけかPCR productsはT4 polymerase処理をした方がなんとなく安心です。事実はどうあれ末端がちょっとしたミスあニールをしてないかとかいろいろ考えちゃいますので。。。

プライまーに足場なしでEcoRV以外の制限酵素認識配列を入れておいて、上記のようにブラントでほりこめば、挿入した配列はその制限酵素で取り出せるはずです。

まあそんなやり方もあるということで。

(無題) 削除/引用
No.3284-46 - 2014/08/18 (月) 10:37:32 - seven
TAクローニングで進められているようですが、ゲル切り出ししたPCR断片を使っっているにもかかわらず、ごく短いインサートっぽいプラスミドがそこそこの割合でとれているのはおかしいですね。

X-gal後塗りとのことなので青白選択で塗りムラの影響が出ているのかもです。
個人的には後塗りより先入れした後プレート作製したほうがムラが出にくいので良いと思います。

後はインサートが入っているがプライマーとインサートがアニールして短いバンドが出ているとか。こちらの場合だとコロニーPCRにインサート特異的プライマーを使うかシーケンスしてみるかでわかると思います

(無題) 削除/引用
No.3284-45 - 2014/08/18 (月) 07:54:28 - EcoRV/BglII
おおさん

一昨日、Taqで増幅後、TA cloningしたもの(コロニーPCRではうっすらと200bpが出ていたもの)をきちんとminiprepしてみましたが、white colonyに関わらず、全てはずれでした。インサートは何も入っていませんでした。

明日、Pfu turbo ultraIIでPCR(その後Taqで3'にAを付けたもの)でTA cloningした際に得られたwhite colonies 8個をminiprepしてみます。。

Pfuを使った今回、blueコロニーがやはり圧倒的にコロニー数では多く、1:5〜1:10の比率(white:blue)です。もういっそprimer作りからやり直すべきなのでしょうか。。実は今のプライマーの前にもcloningが上手く行かず(同じところで失敗しています)、今のプライマーを作り直したんです。このプライマーのGCコンテンツ等も許容範囲内で、しかもこの配列は論文でも全く同じものが使われています。ラボが変わるとこうも上手くいかなくなるものなのか、それともたまたまなのかと、、もうすぐ一ヶ月になります。。


> どうもPCRプロダクトがちょっと変なのか配列のためくせがあるのかという気がしますね。コロニーPCRでも簡単に出るはずの200bpが35サイクルまで伸ばさないと見れないとすると、酵素が弱ってるかもしれません。なのでPfuを使うのはいいかもしれません。どうじに制限酵素できるほうも、自作のコンピでいいからやってみてはどうでしょうか。

Pfuのminiprepの結果は明日またご報告させてください。また、(TAクローニングを挟まず)同時に制限酵素で切ってligationすることは既に試みており、全くligation産物が得られないという状態です。プライマーに付加したBgl II切断サイトの3'側には2塩基しか設けておらず、Bgl IIは2塩基を足場とするには不十分だとのサイトを前の投稿でご紹介いただきました。そこでプライマーを再設計する必要のないTAクローニングを間に挟もうとして今に至ります。

> でプライまーの設計からplan Bを考えてはどうでしょうか。絶対にEcoV-BglIIでないといけないでしょうか。Pfuなら末端ブラントなので平滑末端につなげれますよね。ということはいまのプライまーセットでも事情がゆるせばEcoVカットはいらないですよね。

考えても居ませんでした。可能かどうか検討してみます。様々なご指摘本当にありがとうございます。

(無題) 削除/引用
No.3284-44 - 2014/08/17 (日) 13:39:23 - おお
>[Re:43] EcoRV/BglIIさんは書きました :

> もう何がなんだかさっぱりです。。情けないですね。

まあ、よくわからないけどどうしてもうまくいかないことはあるものですなのでplan Bは同時進行か、うまくいかなかったときすぐに立ち上げれるようになるべくしています。

どうもPCRプロダクトがちょっと変なのか配列のためくせがあるのかという気がしますね。コロニーPCRでも簡単に出るはずの200bpが35サイクルまで伸ばさないと見れないとすると、酵素が弱ってるかもしれません。なのでPfuを使うのはいいかもしれません。どうじに制限酵素できるほうも、自作のコンピでいいからやってみてはどうでしょうか。
でプライまーの設計からplan Bを考えてはどうでしょうか。絶対にEcoV-BglIIでないといけないでしょうか。Pfuなら末端ブラントなので平滑末端につなげれますよね。ということはいまのプライまーセットでも事情がゆるせばEcoVカットはいらないですよね。

(無題) 削除/引用
No.3284-43 - 2014/08/17 (日) 09:58:13 - EcoRV/BglII
おおさん、大さん

はい。TAクローニングキット付属のM13リバースとフォワードプライマーでベクターのみがテンプレートの場合、200 bpが出て、私の希望するインサートが入っている場合には200+400の600 bpがでることを予想しています。

もう何がなんだかさっぱりです。。情けないですね。

このQiagen Taq PolはProofreading機能はありませんし、余分なAを付加することができますので、PCRで増幅した後、templateのplasmidを除いて、目的のbandを切り出し精製したものをTAクローニングに供しています。EB bufferでゲル抽出カラムから溶出したものです。(精製の確認はしています)

以前のlabではPfu turboをクローニングに使っていました。
今のlabでは分子生物学はあまりおこなっておらず、Taqでクローニングしたらいいよ、と当初言われました。400 bp程度ならTaqでも問題ないとは思いますが、もう原点に帰って、Pfu turboを見つけたので、それで今PCRからやり直しをしているところです。その後、Taqを加え、72℃, 10 min反応させた後、ゲル抽出キットを用いて切り出ししてTAクローニングしてみます。

問題はコマーシャルなコンピテントセルの限りが迫ってきたことです。。これ以上失敗は重ねられないのですが、どこをどう直せばよいのか。。前のlabでは問題なくいくつものクローニングをしてきただけに、非常に情けない想いとわけがわからず辟易してきました。

同時並行でminiprepもしてみます。

コメント何度も何度もいただき感謝しています。ありがとうございます。

(無題) 削除/引用
No.3284-42 - 2014/08/17 (日) 09:45:51 - 大
大腸菌のゲノムのPCR産物?

(無題) 削除/引用
No.3284-41 - 2014/08/17 (日) 08:15:45 - おお
のぞみは薄いと思いますが、ベクター側のぷらいまーを使ったなら空のべくたーのプロダクトが容易に検出されると思いますが、200ベースってそれですか?

それにしても35でうっすらですよね。。。

(無題) 削除/引用
No.3284-40 - 2014/08/17 (日) 07:19:05 - EcoRV/BglII
おおさん monさん

できるだけ総取り替えを行いました。
まず水、PCR buffer, Taq (Qiagen Taq polymerase), dNTPs, コンピテントセルを新しいものにしました。

PCRのテンプレートは、目的の遺伝子が既に入ったプラスミドを用いています。

PCR後、目的の400 bpのbandをゲルから切り出し、その後精製されたかどうかを電気泳動でチェックしました。

その後、TA cloning (salt 0.5 ul, PCR産物 2 ul, TA vector 0.5 ul)を室温2 hrs行い、全量を新しいDH5α(コマーシャルなものです。非常に貴重でもうこれ以上コマーシャルなものを使わせてもらえなさそうでした。)

X-galを塗ったAmpicillin含有LBプレートにヒートショック(その後2 min氷上冷却)した大腸菌を1 hr SOC培地で37˚C震盪培養後プレーティングしました。

翌日、かなり多く50個ほどのコロニーを確認しました。ホワイトが8個、残りがブルーでした。
コロニーPCRを行おうと、TAキット付属のM13リバースプライマーとM13フォワード(-20)プライマーを用いてコロニーをつついてPCR反応を行いました。

結果は全てにおいて200 bpほどのシングルバンドが(35サイクルにしてはうっすらと)検出されました。(コロニーPCRでは白8個、青8個の大腸菌、ネガコンとして水を行いました。)

200 bpのバンドということは、400 bpのインサートが入っていないということです。
TAキットも新しいものでした。

過去のトピックで「コロニーPCRは信用出来ない」とありましたので、今2 ml培養液で震盪培養しています。その後miniprepして、EcoR1でカットしてinsertが切り出されるかやってみようと思いますが、望み薄でしょうか?コロニーPCRで200 bpで入っていなさそうですよね?

ちょっとしんどくなってきました。。

(無題) 削除/引用
No.3284-39 - 2014/08/15 (金) 13:12:12 - おお
TAのほうは何かほかのPCRプロダクトとかをポジコンにしておくと、ある程度問題が絞れるかもしれません。

(無題) 削除/引用
No.3284-38 - 2014/08/15 (金) 08:13:27 - mon
複合的な要因があるかもしれませんね。
あと考えられる原因の一つは、制限酵素反応液(buffer,DDW,Enz)にNuclaseが混入していて、DNA断片末端が削られているのかもしれません。制限酵素処理したvectorをself-ligation>再切断すれば判明しますが....
なかなか成功しないとなると、原因探しで時間が取られて先へ進まないので(人件費は高価=
時間は貴重)、可能な限り総取替えをお薦めします。
まずはPrimer, 制限酵素処理用DDW,buffer辺りかな。余裕があればCompetent Cellの再調製。
予備があれば新しい制限酵素(古いのはclone check用に回し、調製用には使わない)。

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