| 
            
              | 細胞周期の実験でDNA複製を阻害するめに、Gemininタンパクがほしいです。 大腸菌BL21DE3、IPTG添加で培養しておりますが、十分な発現量が得られません。
 IPTG 0.1〜1 mM
 37℃,2h  or 18℃, O/N
 といろいろふってみましたが、本来1〜5mg/ml得られるはずが、
 0.037 mg/mlなど、2桁レベルの差があります。
 ブロッティングして該当バンドの強さは確認しており、
 間違いなく発現はしているようですが、とにかく濃度が低いです。
 
 プラスミド自体は細胞周期のラボからもらいました。
 論文にもなっておりおそらく問題ないです。
 Gemininを使っている論文をいくつか見てみましたが、
 どのグループも自分と同じラボからもらっているようで、同じ論文を引用していました。
 ただ、どの論文も〜のやり方にしたがった...と引用のみで、詳細条件の記載はありませんでした。
 
 実はプラスミドをいただいたラボからプロトコールももらったのですが、
 十数年〜20年以上前のものだそうで、培養条件については、500 mlx2,
 IPTG(濃度は記載なし)、37℃、2h cultureと書いてあるのみでした。
 
 また、タンパク質の抽出はLN2 freeze<->thawを数回繰り返すという方法で行っております。
 抽出法にも問題がありますでしょうか。
 
 Gemininタンパク発現・精製のご経験がある方、また、一般に、タンパクの発現条件を
 決めるときはこんな風に条件をふると良いなど、皆様のご経験を教えていただけると助かります。
 
 |  |